松沢 優希

日本では大学のESG投資についてあまり話題にならなかったりしますが、欧米ではサステナビリティ関連投資が多くの大学で実施されています。 米国のハーバード大学、カリフォルニア大学、英国のケンブリッジ大学、オックスフォード大学などは、化石燃料産業から基金を撤退させた教育機関として有名です。 大学や高等教育機関が持続可能性のパフォーマンスを測定する stars（The Sustainability Tracking, Assessment & Rating System）では、ポジティブスクリーニングをしている大学が分野ごとに公開されており、各校の姿勢が一目瞭然となっています。 https://stars.aashe.org/ このようなESG開示の仕組みが、大学のこの分野への投資を促進していると考えられます。