バイデン氏の再選出馬に関連して…左派~中道~右派についての論文より
バイデン氏の再選出馬に関する記事に対するコメントで
>アメリカの共和党は、保守的すぎる
>高齢白人層に支持される共和党の候補者だと、妊娠中絶の規制強化や同盟国の軽視など、混迷する世界情勢にとってマイナスな影響が、米国内外に大きく出過ぎる
等の意見があり、改めて共和党って世界の中ではどんな位置づけ?と考えていたのですが、
各国の政党勢力とそれらを左派・中道左派・中道・中道右派・右派に分類して見やすくした図(論文より)が分かりやすかったので紹介させていただきます。
日本とアメリカの右派の多さ!
日本でトランプ氏が支持される傾向にあるのは、自民党と同じ右派に該当するからかな、と思いました。
右派・左派だけでない、保守・リベラルの括りも
上記論文の前編では「保守」「リベラル」について考察しています。
アメリカの政治を考える際にはむしろこっちが重要だと思うので、上記リンクから読んでみることをお勧めします。
前編後編の考察をまとめると、アメリカの共和党=右派・保守、アメリカの民主党=中道右派・リベラル ということになります。
日本の政党とのこの比較もわかりやすいです。(ただ、政策はその時々で変わるので参考程度に)
同論文内で気候変動については「欧州では、経済的な豊かさを至上としない価値観が広がっており、国政レベルでも「緑の党」が主要な位置(連立与党や首相)を占めている」と書かれていますが、そのほかには言及がありません。
気候変動対策と政治思想の間の関係については、世界では研究があると思われますが、日本では未だあまりありません。
先日自己紹介記事で書いたように、私の興味範囲のイシューなので、もう少し論文など読んでみたいと思います。
なお、SNS×民主主義、SNS×言論に関してはこちらも
世界一リスクを嫌う日本人、という話
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