『silent』にハマりました

2022年11月4日
全体に公開

こんにちは!NewsPicks編集部インターンの宇津木です。

前回は黄さんが、祝ジャニーズ初の海外デビューについてお話してくれました。BTSが日本で人気なように、日本のアイドルが海外で活躍するというのはとてもワクワクしますね。

今回は、今巷で話題のドラマ『silent』について書こうと思います。普段全くドラマは見ないのですが、友人から絶対見た方がいいという圧力を受け、見始めました。(あらすじはこちら

今では(放送日の)毎週木曜日の夜が楽しみでしょうがありません。

 最近の会話は大体「『silent』見てる?」から始めています(笑)それだけ感想を共有したくなるコンテンツです。

このドラマのすごいところは、登場人物たちに異常に感情移入してしまうことです・・感涙必至との声もあり、見ててつらくなる場面も多いです・・・

このドラマには、巧みな脚本やキャストの絶妙な演技、韓ドラのような演出など、素晴らしい点はたくさんあるのですが、ここでは個人的な『silent』の良いなと思う点を挙げていこうと思います。(ネタバレなしです)

めちゃくちゃリアルなフィクション

自分が良いなと思う点は「等身大でシンプルなストーリー」です。例えば、主人公の青葉紬は、地元の短大を卒業後に上京し、一度は就職したものの退職。今は渋谷のCDショップでアルバイトとして働いているという一般的な人物像です。

他にもとりわけ目立った人物設定の人が出てくることはありませんし、現実ではありえないようなことが起きることがほぼありません。変わった作品設定やコメディ要素に逃げることがないところもリアルな要素の一つです。

フジテレビ公式サイトより

加えて、作中では”スピッツ”が出てきたり、LINEの返信シーンや着信音だったりと日常を感じさせるシーンが多く、ほんとに登場人物たちが存在するかのような感覚を覚えます。。(演技もとてもリアル)

このリアルさが没入感に繋がり、次の展開が気になってしまうのです。

(他にもsilentがlistenのアナグラムになっているなど、色々な伏線が隠されているのも面白いです)

コンテンツは共感が鍵?

2021年にも映画『花束みたいな恋をした』が、『silent』と同じく男女の恋愛を主軸としてリアルなフィクションを描き、話題になりました。(興行収入は38億円超え)

映画『花束みたいな恋をした』公式サイトより

この映画は個人的に大好きでしたが、今回の『silent』も同じような気持ちになりました。

映画やドラマはフィクションを描くことが多いですが、フィクションではあるものの、できるだけリアルに近い設定を描き、視聴者の共感を呼ぶことが最近の人気の傾向につながっているのかなと思います。(作品を見ることで、自分の記憶と重ね合わせてエモくなるのか🤔)

等身大でシンプルなコンテンツが人の心を動かすというのは、映画やドラマに限らず、コンテンツ作りにおいて非常に学びになります。

みなさんの感想を聞かせてください!

非常に浅い考察で大変恐縮なのですが(汗)、ぜひ感想や考察をこのコメント欄にて書いていただけると嬉しいです!まだご覧になっていない方も、まだ見逃し放送が間に合うかと!

それでは、最後まで読んでくださり、有難うございました!

応援ありがとうございます!
いいねして著者を応援してみませんか



このトピックスについて
重村 真輝さん、他3707人がフォローしています