サステナブルな働き方の実現を目指す――「oliveto」に込めた思い

2024年3月6日
全体に公開

こんにちは!olivetoの岩井です。3月8日は「国際女性デー」。今から47年前となる1977年の国連総会にて「女性の権利と国際平和を祝う日=国際女性デー」と定められて以降、世界各地でイベントが開催されるようになりました。

イタリアでは国際女性デーに男性から女性にミモザをプレゼントする素敵な風習があるそうですね。イタリアつながりでいうと、私たちのプロジェクト名もイタリア語で「オリーブ園」を意味します。

私たちが活動する「oliveto(オリベート)」は「ミドルエイジ以降もサステナブルな働き方が可能な環境づくり」に取り組んでいるDEIB Comitteeです。こう名付けた由来は、4つのポイントがあります。

1. 周囲と調和し、時間とともに変化する味わい=ミドルエイジのメンタル

「オリーブの味」と「私たちの心」の変化していく様子を重ね合わせてみました。収穫したばかりのオリーブは苦味が強いのものの、時間の経過とともに甘みが増していきます。私たちもオリーブの実のように、若い頃は尖っていて(オリーブの苦味)周囲と衝突することも時折ありましたが、年齢を重ねるにつれ、自然と周囲の声も受け入れ、調和できるようになっています。この点が時間の経過とともに甘みの増すオリーブの変化と共通しているように感じました。

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2.さまざまなシーンで陰ながら活躍=ミドルエイジの社会的ポジション

実はオリーブの実はパスタ、肉、魚、野菜などの料理の味のアクセントになっていたり、オイルはヘアケアの一助となっていたりと日常生活の様々なシーンで活躍しています。このオリーブのはたらきがミドルエイジ世代の私たちの働き方と似ている…と感じました。たとえば最前線で活動するメンバーのマネジメントを行なったり、若いメンバーに知見をシェアしたり、生活面で影の立役者となっているオリーブの存在感と近いものがあります。

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3.オリーブの花言葉=ミドルエイジの在り方

オリーブの花言葉は「平和」と「知恵」です。このふたつの言葉は前述した2つのポイント「年齢を重ねて周囲と調和する=平和」「若いメンバーに自身の知見をシェアする=知恵」を表していることも、オリーブとミドルエイジとの共通点をさらに強めています。

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4.Oliveの語源=ミドルエイジの身体の状態

「Olive(オリーブ)」という言葉を分解すると、「0(ゼロ=源)+live(生きる)」という解釈ができます。ミドルエイジの年齢期は女性ホルモンの量が急激に減少し、まるで乱気流の中を飛ぶ飛行機のように安定しない体調が続くことも。しかし視点を変えると、この時期はこれまでの身体の状態をいったん“ゼロにリセット”し、次のフェーズに進む準備期間ともいえるのではないでしょうか。

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上記ご説明した4つの点から私たちミドルエイジの女性とオリーブの在り方には非常に共通点が多いと感じました。

そして今、部署やチームも異なるスキルも職能も異なるバックグラウンドを持つメンバー5名が「今後のサステナブルな働き方の実現」に取り組んでいる様子がオリーブの樹(オリーブ園)のようなイメージと重なり、プロジェクト名を「oliveto」と命名しました。

これからもランチ会やイベントなどを通して、1人でも多くの人がミドルエイジ以降も自分らしく働ける環境づくりに取り組んでまいります。今後もよろしくお願いいたします。

ua_Bob_Dmyt_ua/pixabay

文:岩井尚子 / バナー写真: onehundredseventyfive/pixabay

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