大事なのは「やるべきことをやった」感

2024年1月31日
全体に公開

こんにちは!NewsPicks編集部インターンの平松です🐈

前回は、土井ちゃんが「カオスなインド」をレポートしてくれました🍛

私はインドに行ったことがないのですが、こんなに楽しい国だったとは……!ガンジス川につかる姿が神々しかったです。

今回私は、前向きになるために大事だ!と思ったことを紹介します🛫

(サムネイル:Mourizal Zativa/Unsplash)

🥺ネガティブだったこれまで

私は大学4年生になるまで、ずっとネガティブだった気がします。

例えばiPadで絵を描こうとしても、夢中だった中学生のときほど手が動かない。

「どうせ頑張ったところで」、という思いがわいてきてやめてしまうことばかりでした。

ネガティブなことを考えてしまうことが多かったので、前向きな人たちの秘密を知りたくて、いろいろな人と会ったり、本を読んだりする大学生活を送ってきたように思います👀

(Siora Photography/Unsplash)

🤗前向きな人とは?

仕事、取材先、またはプライベートで会う人たちの中で、とてもイキイキしている方と出会うことがあります。

起業家、大学教授、大学の友人……。

今年のNewsPicksの年末年始特集は「Optimism(楽観主義)」でしたが、その中の1本に、理想に向けた熱意や意志を持つには、「別に自分が何かをしても変わらないかもしれないけど、やってみよう」というのんきさが必要だとありました。

話すとまともな方ばかりですが、イキイキしている人はこの記事のようにのんきで、行動量が多く、どこか遠く先の理想をしっかり見つめている。

ときには、直接目を見て話しているのに、その目が私を見ていないという不思議な感覚をもたらす人もいます。

きっと私を越えた先の理想を見ているのかな……と思ったりしています(私はこういう人の話を聞くのが個人的に好きです🫠)。

(James Besser/Unsplash)

🖊️「やるべきことをやった」感

さて、本を漁るうちに出会った、村上春樹さんの一節が生き方のひとつの参考になりましたのでご紹介します📚

僕は自分の作品が敢行されて、それがたとえ厳しい──思いも寄らぬほど厳しい──批評を受けたとしても、「まあ、それも仕方ないや」と思うことができます。なぜなら僕には「やるべきことはやった」という実感があるからです。
『職業としての小説家』村上春樹(太字は筆者)

彼は小説家ですが、「やるべきことをやった」感が得られるまでやりきることは、ビジネスパーソンだろうと何だろうと、大事なことだと思います。

最大限の自分を出すことで、相手からの評価は操作できないという感覚を持つことができ、褒めてもらっても、指摘を受けても、それはそれとして参考にする強い姿勢をもつことができます。

これは、仕事に限らないと思います。

(Aaron Burden/Unsplash)

とはいえ現代は、「お前はどうしたいの?」と良くも悪くも問われ続け、自分で「自分の人生の物語」をつくっていかねばならない時代です。

そのため、しっかりとしたWillを持ち、夢を追う人たちばかりが輝いて見えることもあると思います。

素敵なことであるのは大前提なのですが、そうした風潮に漬かっていると、どうしても「やるべきこと」すべてが、大層な夢や将来に繋がっていなければならないという強迫観念を抱きがちです(目的から逸れた行為が、しづらくなっていることには個人的に違和感を抱いています)。

でも、「これが自分なりの、精一杯の回答である」と思えるように日々行動し、後悔なく自分に誠実に生きることは、夢があってもなくても実行できることだと思っています。それがもしかしたら、結局将来につながるかもしれませんし。

自分自身に対して誠実さを貫くことは、他者に対しても誠実であることに繋がると思います。

(Aaron Burden/Unsplash)

🧍等身大の自分を見つめるために

とはいえ、「やるべきことをやった」とすぐ思えたら苦労していないよ!という方もいらっしゃるのではないかと思います。私もそのタイプでした🥺

  そもそもそのように感じられるようにするためには、自分に課すハードルを勝手に高くも低くもしないことが大事だと思います。

その第一歩として、「小さくても成功体験を積み重ね、それを記録しておくこと」が大事なのだろうと感じています。

Life Questの坂井風太さん回のサポートを担当しましたが、最終回で人生を「積み木」に見立て、崩れてしまったとしても、何度でも建て直せばいいと話していたのが印象的でした。

予定が崩れても、それすら学びに変えていく姿は圧巻でしたが、それを坂井さんより些細なステージで行ってみてもよいのだと思います。

そこで大事なのは、しっかり記録に残すことです。

積み上げたとしても、人間の記憶力には限界があるので忘れてしまいますし、一般的に悪い記憶ほど残しがちです(これを「ネガティビティ・バイアス」といいます)。

・料理ができた
・エレベーターではなく階段を使えた
・人を励ますことができた……

そうした小さなことでも、写真なりメモに、ひとことでも残しておくことが自分の土台をつくって、より大きなことに取り組める勇気をくれるのだろうと思います。

(Mourizal Zativa/Unsplash)

🧱私なりの積み上げ方

私なりの人生のやり方ですが、数分間筋トレをして、やったことをインスタのストーリーに投稿することを続けています💪

ある日の筋トレをしたストーリー。

上記のように高頻度で大好きなラーメンや担々麺を食べているので、正直、理想としているTWICEのモモみたいな体型には、すぐになれそうにありません!!

でも、数値としての体重は減っていないけれど、昨日よりなんか筋肉がついている気がする、

……ということを小さな成功体験として続けているように思いますし、それが自分の小さな自信をひとつ作っています。

🧚「フィギュア屋」を開くスタンス

最後に、自分の行動指針にしていることを共有して、終えたいと思います📌

友達と池袋のフィギュアショップを通りかかったとき、「なんか店長になったら楽しそうだよね~」と冗談で軽く話したら、その方が

「じゃあフィギュアショップ、開いちゃうか~」

と軽い調子で返してくれました。

当時も、今もフィギュアショップを開店する気はあまりありません。

(Mourizal Zativa/Unsplash)

でも、何かを始めるにはそれくらい軽すぎる、楽観的な気持ちでいるのがベストだなと思いますし、「フィギュア屋を開いちゃうスタンスで生きること」を自分の行動指針にしています。

みなさんは何を行動指針にしていますか?

(個人的には、困ったときに立ち返る、皆さんの好きな本も伺いたいです!)

ご覧いただきありがとうございました!!

応援ありがとうございます!
いいねして著者を応援してみませんか



このトピックスについて
重村 真輝さん、他3704人がフォローしています