マーケターはマーケティングだけを学べば良いわけではないと思う
本日からNewsPicksトピックスを持たせていただくことになりました、黒澤と申します!
みなさん、よろしくお願いします!
今日は初回投稿なので、トピックスのテーマについて書きたいと思います。
トピックスのタイトル
"マーケティングの「外」から学ぶマーケティング"
自分でもちょっと変わったテーマだと思いつつ、10年以上マーケティングの仕事に関わる中でマーケターとして生き残っていくためにとても大事だと感じています。
なぜマーケティングの「外」?
このテーマの背景を簡単にお伝えできればと思います。
自分の周りには、優れたマーケティング戦略を考えたり、面白いキャンペーンを考える人がたくさんいます。
その人たちに共通することは何か…と振り返ると、
- こんな社会課題に関心がある、こんな文化を面白いと思っているといった観点で話が出る
- こんな本が面白かった!がビジネス書ではない
といった特徴があります。
どんな本を読んでいるのか?と聞いて話をすると、盛り上がるのは、ビジネス書ではなく、
・文化人類学や社会学
・アートやデザイン
など、領域が広くて話していて面白いわけです。
違いはマーケティングの中からだけでは生まれない
マーケティングの世界では「差別化」が重要だと言われます。
では、この差別化要素をつくる力はどこから学ぶと良いのでしょうか?
ネット×AIまで入ってきた社会では、みんな同じ情報にあたり、みんな同じようなアルゴリズムで思考するようになってきている印象です。
なので、違いをつくるためには、一見関係のない分野=専門領域の外に出ることが大切だと考えています。
自分自身も、成功の法則が書かれたビジネス書より、世の中を独自の視点で観るヒントをもらえる書籍が役に立っていると感じています。
例えば、ユーザーインタビューのヒントになったのは、
「途上国の人々との話し方―国際協力メタファシリテーションの手法」
であり、
戦略を考えるための顧客や社会との向き合い方を教えてくれたのは、
といった本でした。
どれも、THEビジネス本ではなかったりします。
専門領域外からのインプットが、自分独自のアウトプットにつながる要素はあると感じています。
マーケティング思考を磨くためには、ビジネスハウツーの外に出て、社会の出来事や顧客に深く共感したり、自分たちの事業の先にある社会の課題を深くとらえる力を磨くことが大切であり、これからもっと大切になるはず!
以上が、マーケティングの「外」という言葉を使った背景でした!
このトピックスでは、明日から使える●●、効率良く集客をするためのマーケティング手法、といった内容は扱いません…
マーケティングの外から学ぶマーケティングをテーマに、ハウツーではなく、社会をちょっと違う角度から眺めたり、顧客との向き合い方を捉え直したりする、などマーケティングを見つめ直す発信をしていきたいと思っています!
関わっている、障がい者福祉の分野や、防災の生活浸透を目指すプロジェクトなどからの学びも共有していければと考えています!
ぜひ、マーケティングの可能性を探索する場として、楽しんでいただけたら嬉しいです!
みなさん、どうぞ宜しくお願いいたします!
コメントなどは大歓迎ですー!
皆さんの、マーケティングの「外」からの学びがありましたら教えてください!
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