バス

2022年9月13日
全体に公開

みなさん、こんにちは!今回は、故エリザベス女王の国葬について書きたいと思います。

本文に入る前に、前回は「電車」の記事にたくさんのコメントをいただき、本当にありがとうございました。

すでにコメントの数が43ということで、もしかしたら過去のNewsPicksトピックスの中で最多のコメント数になったかも・・・!?

というわけで、皆さんにいつもどおり感謝しつつ、二匹目のドジョウを狙って二文字のタイトルを続けてみました。もちろん、内容と関係したタイトルなのでご心配なく!!

自家用車、ダメ!VIPもバスで移動して

さて、本題です。

70年間にわたってイギリス、英連邦の元首を務めたエリザベス女王の国葬が9月19日に執り行われることになりました。

世界の多くの人にとってエリザベス女王は紛れもなくイギリスの象徴でしたし、深く敬愛されてきた存在でした。

だからこそ、この国葬には500人超の世界のVIPと、75万の市民が訪れると見込まれています。

そんな中、イギリスの担当省庁が各国の大使館に送った文書を政治専門メディアPOLITICOがスクープし、世界的な話題になっています。

出席する各国の国家元首に、なんと自家用車ではなくバスで会場まで来るように要求しているのです。

↓NewsPicksでは、エリザベス女王の過去の名演説のクオートをピックアップして解説しています。

【追悼】7つの「名演説」から学ぶ、エリザベス女王の軌跡

バスに乗ったバイデンを想像できる!?

まず、国葬に招待されるのは各国の国家元首とその配偶者/パートナーのみ。家族や側近が一緒に行くことはできません。理由は「国葬と関連イベントは、スペースが限られているから」とのことです。

そして移動。前述の通り、自家用車は使えず、国家元首たちは警備付きのバスで移動します。

バスはロンドン西部の発着点から会場まで運行されるそうで、自家用車を使う場合は発着点に車を残し、乗り換える必要があるんだとか。

どんなバスなのかは想像つきませんが、POLITICOは「乗り合い」みたいな表現を使っています。

国葬には日本の天皇陛下も参列する方向で調整が進んでいますが、他の国家元首と乗り合いなんてことがあるんでしょうか・・・。その場合、記念撮影もするのだろうか・・・。前例が全くなく、想像がつきません。

ちなみに、POLITICOの取材に、ある大使は「バスに乗ったバイデンを想像できるか?」と語ったそう。確かに、想像できません。

通常、米国大統領は国をまたぐ移動はエアフォースワン(専用飛行機)、その後の中距離移動はマリーンワン(専用ヘリ)、そしてそこから先はキャデラック・ビースト(専用リムジン)なので、どえらい違いです。

これがマリーンワン(Alex Wong / スタッフ)

自家用ジェット&ヘリもNG。二国間の会談もやりません

空のルールも厳格です。イギリス側は各国に「基本、民間機で来てほしい」と呼びかけています。

もしもどうしてもプライベートジェットで来たいなら、郊外の「比較的空いている」空港を使ってほしいとも。

しかも、最近のイギリスの空港はカオスが代名詞でもあります。文書の中では「不測の事態により、到着空港を変更しなければならない場合があります」とも警告しています。

ロンドン上空をヘリで移動するのもNGだそうです。しっかり警備する代わりにルールを守ってくれと呼びかけているわけですね。

国葬の会場、ウェストミンスター寺院(Flavia Morlachetti)

この他にも、故女王への賛辞は3分以内に限られるそうです。また、服喪期間の取り決めなどに基づき、二国間の首脳会談も基本、行われない模様です。

ものすごい上から目線にも映りかねないですが、個別対応が難しい中で警備を優先した結果なのでしょうね。

故エリザベス女王の国葬という、イギリスの歴史に残るイベントを絶対にトラブルなく乗り切る上で必要な措置なのでしょう。

いずれにせよ、自国のSPから切り離されてバスに乗るバイデンなどの姿がどんなものになるのか、想像も付きませんね。

この国葬は約1週間後。注目です。

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さて、改めまして皆さんいつもお付き合いありがとうございます。コメント、本当に嬉しいです。

前回の記事に40を超えるコメントを付けていただいたのは、本当に嬉しいことだと思っています。

僕はニュースサイトに乗るようなコメントの全部が全部、ファクトと示唆に富んでいる必要なんて無いと思いますし、むしろ「意見」「自分なりの捉え方」をアウトプットしていただく場が作れればと常々思っています。

僕もNewsPicksで、内容なきコメントをよく投下しております。笑

ぜひぜひ、今後ともコメントのほど、宜しくおねがいします!キアラシ

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