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クラウドシフトはこの2-3年がピーク - アクセンチュア 西村氏
遠山 仁啓Amazon Web Services WWPS - Healthcare, Senior Business Development Manager
調査会社ガートナーの"Magic Quardrant for Cloud Infrastructure as a Service , Worldwide"でも、2017年までは14社が評価対象となっていましたが、2018年から6社のみが評価対象となっています(2020年は1社追加されて7社)。
https://blogs.itmedia.co.jp/business20/2019/11/awsmicrosoftgooglealibaba_cloudoracleibm_magic_quadrant_for_cloud_infrastructure_as_a_service_worldw.html
ガートナーは”クラウドへの移行について「モード1」「モード2」というシステムの特性に応じて分類するアプローチを提唱”し、
”「モード1が仮想ホスティングの延長だとすれば、モード2はサービス部品の集合体と考えるとわかりやすいでしょう。”と述べています。
https://news.mynavi.jp/itsearch/article/cloud/4464
メガクラウドへの移行を考える時、モード2であるサービス部品の集合体をいかに使いこなせるか、モード1とモード2の認識のギャップをいかに理解できているかで、利用者に大きな格差が生まれてきています。
AWS、「Amazon HealthLake」発表--医療やライフサイエンス業界向けビッグデータストア
遠山 仁啓Amazon Web Services WWPS - Healthcare, Senior Business Development Manager
HIPAA Eligible & Healthcare Dedicated 「Amazon HealthLake」サービスが発表されました。現在はプレビュー版で、US-EAST Regionのみですが、FHIR APIを持っているのが大きな特徴です。
USではInteroperabilityを確保する仕組みとして、例えば大手電子カルテベンダーのCerner社などは既にAWSで実装しています。
HL7 FHIRは、先日行われた医療情報学連合大会においても数多くのセッションで有識者の方が発表されていましたが、国内でも活用に向けた真剣な議論が昨年度より開始されています。
CureAppの禁煙治療用アプリ、保険適用を中医協が了承
遠山 仁啓Amazon Web Services WWPS - Healthcare, Senior Business Development Manager
CureAppさん、薬事承認に続き、12/1からの保険収載も決まり、いよいよ日本でも医師が薬ではなくアプリを処方する時代が来ますね。米国では実に10年前、治療用アプリがFDA承認されていますが、国内ではパイオニア。素晴らしいです。
ニコチン依存症は患者の多くが治療の途中で脱落してしまうことが課題となっている為、オンライン診療がFitするとも言われますが、保険点数の算定タイミングを初回診療時と最後に分けるなど、患者がインセンティブを感じられる工夫が必要かもしれません。
同社は他にも、非アルコール性脂肪性肝炎治療や高血圧治療アプリを既に開発されているので、これらも続いて欲しいですね。
CureAppさんは昨年まで「キュア・アップ」とカタカナの社名でしたが、グローバル展開を見据えて米国法人設立、資金調達も実現し、現在のアルファベット表記の社名へ変更されました。
デジタル軸に異業種連携
遠山 仁啓Amazon Web Services WWPS - Healthcare, Senior Business Development Manager
これまでヘルステックを主軸にしていた企業が、ライフサイエンス領域へ事業拡大する、またその逆パターンも有りで、私も多くの企業様をサポートしておりますが、これからどんどん出てきます。
記事にあるエーザイさん、塩野義さんはいずれもAWSクラウドを活用している事例ユーザー様です。
中外製薬さんは、クラウドを軸に、デジタルトランスフォーメーション推進に向けた「Chugai Digital Vision 2030」を発表。2020 年末までに社外の研究者と100 件の共同研究プロジェクトを運用可能な研究開発環境をクラウド上に整備します。ゲノミクスやデジタルバイオマーカーなどのリアルワールドデータを保存、分析し、最新成果を共有していきます。
https://www.chugai-pharm.co.jp/news/detail/20200331150001_964.html
https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2020/07/chugai-scientific-infrastructure/
中国Tencent – 医療AI開発におけるワンストップ・プラットフォームの提供へ
遠山 仁啓Amazon Web Services WWPS - Healthcare, Senior Business Development Manager
Tencentはクラウド領域において、今年から"Gartner Report" の "Magic Quadrant for Cloud Infrastructure & Platform Services" の7社目の評価対象企業として入ってきましたね。
https://pages.awscloud.com/GLOBAL-multi-DL-gartner-mq-cips-2020-learn.html
2017年まではWWで14社の企業が評価対象とされ日本企業も2社入っていました。2018年以降は米国企業5社 + Alibabaの6社のみが評価対象とされ、今年からTencent Cloudが入ったことで、中華圏の企業は2社になりました。
医療業界へのデジタル導入に5つのハードル、デロイトトーマツが調査
遠山 仁啓Amazon Web Services WWPS - Healthcare, Senior Business Development Manager
日常ではスマホを利用しているのに院内ではPHSとショートメッセージでコミュニケーションをしなくてはならいのですから、業務効率化の観点で医療従事者は大きな不満がありますよね。だから自前のスマホを使って患者情報を含む内容まで、一般的なチャットツールを使っちゃってるというシーンはよく見受けられます。
PHSのサービスが終了したことを受けて、スマホに切り替える医療機関も増えてきました。
医療従事者に評価されているコミュニケーションツールがアルムさんのJoin。国内初のソフトウェア薬事を取得し、院内でPACSとも連携し、高セキュリティなチャットツールとして使われています。
https://www.allm.net/join/
既にグローバルに21か国展開済みで、26か国まで拡大予定。
ヘルスケアのスタートアップでここまでグローバル展開が成功している企業はあまり例を見ないです。臨床現場にニーズがある証拠ですね。
Amazon Alexaが会話上手に、複数ユーザーとの同時会話や質問のパーソナライズを実現
遠山 仁啓Amazon Web Services WWPS - Healthcare, Senior Business Development Manager
Alexaを搭載したEchoデバイスは、UKやUSにおいてはヘルスケア領域での利用事例がいくつかあります。
家庭にいながらAlexaスキルを通じて、投薬や疾患、治療方法について音声で情報を取得できる仕組みで使われる事例がNHSなどであります。
他にも、院内において現場の担当看護師を確認したり、現時点での空きベッドの状況を確認するといった利用法も出てきています。
シダーズ・サイナイでは、患者のベッドサイドに置いて音声でナースを呼んだり、テレビのリモコン操作を行う事例があります。
オンプレミスDBMSをやめて「クラウドデータベース」に移るべき企業の特徴
遠山 仁啓Amazon Web Services WWPS - Healthcare, Senior Business Development Manager
最近ある大規模医療機関の情報システムを統括している先生から、HIS(病院情報システム)の”ほぼフルクラウド化”を実現した!という話を伺いました。
どうしても1部だけ持っていけなかったシステムがあると言われたので、モダリティや医療機器と密接なシステムですか?と聞いたら、某商用DBのBYOLが複数人利用を想定すると恐ろしいまでに高価すぎて断念した、とのことでした。
私も過去にオンプレ商用DBのライセンスでは大変苦労した経験がありますが、もう数年規模のプロジェクトとしてコスト回収を見据えて、オープン系に切り替えないと本当に辛くなってきますね。
オンプレだろうがクラウドだろうがその時の状況で選択できるオープン系に切り替え、更にクラウドへ持っていく時はそれらと互換性がある上、クラウドネイティブに最適化されたDBを使えるのがベストです。

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