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教育も組織も変える「魔法の問いかけ」とは?(澤円×工藤勇一)
多田 慎介ライター
澤円さんと麹町中学校・工藤勇一校長の対談を取材・執筆させていただきました。
澤さんは麹町中学校の卒業記念講演でプレゼンテーターを務めたことがあり、拙著『「目的思考」で学びが変わる』(ウェッジ)では魂のこもった帯コメントをいただきました。
領域は異なりますが、お二人とも多様な人材をマネジメントする立場。マネジャーとしての視点で、本質的な人との関わり方を語っていただいています。
(一部引用)
”現代の日本は変化を嫌う、変化のリスクを恐れる世の中になってしまった。私たちは変化ができる世の中に戻していく責任があると思います。みんなの通り道である教育の責任は特に大きい。変化を恐れず、「この目的は何?」と議論し合う子どもばかりが育てば、社会はあっという間に変わるはずです。”
”例えば売り上げが目標まで足りないという問題が起きたとすると、まずは「何があったんだ?」と質問します。売り上げを伸ばせない阻害要因が何なのかを聞くわけです。そして最後に必ず「How Can I help you?」、つまり「私は何を手助けできる?」と問いかけます。これは上司が絶対聞かなきゃいけないこととして規定されているんです。”
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見どころ満載の対談だったので、前編・中編・後編の3部構成でお送りしています。
◆前編……「誰かと自分を比べる必要なんてない」
◆中編……「失敗の蓄積が、今の自分の価値を生んでいる」
こちらもぜひご覧ください!
「頑張る」じゃないんだよ。できるかできないか、はっきり言ってよ
多田 慎介ライター
「社会人は『頑張る』のは当たり前。どこまでやるの? 何ができるの?」
会社員時代、困難な状況に直面してつい「頑張ります」と口走ったときに言われました。それ自体は悪い言葉ではないけど、ときには逃げの一手として使ってしまう「頑張る」。麹町中学校の生徒のみなさんは、その妥協を見逃しませんでした。
本日更新された連載「公立中学が挑む教育改革」の最新回では、10月に行われた同校の文化祭「麹中祭」の舞台裏を取材しています。
生徒さんだけで構成する実行委員会の会合では、鋭い指摘が飛んで緊迫する場面も。妥協しないリーダーシップはどこから生まれたのか、どのように目的を共有して議論を進めているのか、聞かせていただきました。
修学旅行を変えたら、大人顔負けの「企画とプレゼン」が生まれた
多田 慎介ライター
千代田区立麹町中学校の3年生の生徒さんに取材させていただきました。テーマは同校独自の「ツアー企画取材旅行」です。
麹町中の修学旅行は、一般的にイメージされるものとは随分違います。生徒さんたちは旅行代理店の社員という設定で「一泊二日の旅行プラン」を提案します。
自分たちでアイデアを出し、企画としてまとめ、プレゼン。
修学旅行中はそのための取材活動をします。だから「ツアー企画取材旅行」です。
実際のプレゼン内容はもとより、企画が生まれた様子やそれを形にしていった経緯も聞かせていただきました。本当に大人顔負けです。
こうした経験を積んだ生徒さんたちが、7〜8年後、早ければ4年後には社会人として大人の戦線に加わってくることを考えると、自分自身も本気で学び続けないとやばいなぁ……と思います。そう感じさせてくれる学校教育こそあるべき姿なのかも。
NORMAL
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