【〇℃からコレが売れる!】飲料と気温の関係まとめ

2022年5月18日
全体に公開

東京は1週間ぶりに、たっぷりの日差しが降り注ぎました!(喜)

全国的にも昨日より気温が上がり、25℃以上の夏日のところも多くなっていますが

暑くなると、皆さん、自然と「選ぶ飲み物」が変わると思います。

こういった飲料の選択は、気温と深い関係があると言われています。

  今回は【飲料×気温 売れ行き】の関係をご紹介します。  

新緑に日差しが映えて、気持ちがいいです♪

(報告書は基本的にすべて“平均気温”での記載なのですが、
 私のほうで、大まかな目安の最低・最高気温も付記しています)

【自販機で特に売れ始める気温】

●平均気温15℃(最低10℃、最高20℃が目安)
 紅茶
●平均気温22℃(最低17℃、最高27℃が目安)
 スポーツ飲料等(急増する)  
●平均気温25℃(最低20℃、最高30℃が目安)
 ミネラルウォーター類(急増する)、果汁飲料等●緑茶飲料等、炭酸飲料
 気温の上昇に伴い増加するが、増加の割合が変化する気温は明瞭ではない。  

気候リスク管理技術に関する調査(清涼飲料分野)平成28年度調査より

【自販機で売れ行きが横ばいになる気温】

●平均気温20℃(最低15℃、最高25℃が目安)
 紅茶
●平均気温23℃(最低18℃、最高28℃が目安) アイスコーヒー
気候リスク管理技術に関する調査(清涼飲料分野)平成28年度調査より

その他にも、コーヒーについては、興味深い分析が出ています。

●アイスコーヒー

▼平均気温23℃くらいまでは、気温上昇に伴い販売数が増加する。
▼コーヒーの糖度と気温の関係も深いと業界では認識されていたが、
 平成29年度の調査分析によれば、アイスコーヒーの販売数と気象の関係は
 甘さに依存しない
との結果
▼コーヒー飲料と容器容量の関係

気候リスク管理技術に関する調査(清涼飲料分野) 平成30年度調査報告書より

確かに500mlは一度に飲みきれないので、その場で全部飲み切りたいと思う場合は300ml台のペットボトルを選択する人もいそうです。

私見:熱中症防止に重要な役割を果たす屋外自販機

夏場の熱中症防止のために、自販機は重要な役割を果たします。

一方で、SDGs、サステナビリティと熱中症対策を両立する観点からは、
マイボトルに冷たい水を給水できるポイントがもっと増えるといいなと思います。

先日銀座の無印良品に行ったところ、マイボトルへの給水ポイントがありました。
無印の場合は、浄水フィルターを通した水道水で、冷水も選べます。

無印良品銀座店にて、千種個人にて撮影

ちなみに良品計画では、無料の給水ポイントをマッピングしたアプリを公開しています。(その名も「水」という、そのまんまの名称。笑 こういうシンプルな所、わたし大好きです無印さん。)

無印の店舗のほか、公共施設など、給水できる場所を調べ、削減した温室効果ガス排出量が可視化される仕組みとなっています。

皆さんがこの夏を乗り切るヒントになれば幸いです。

参考・引用
気象庁 気候リスク管理技術に関する調査(清涼飲料分野)
一般社団法人全国清涼飲料連合会

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