【合成生物学ナビ】人工知能(その3)

2023年11月25日
全体に公開

Synbiobetaにでていた「How AI Is Transforming Synthetic Biology: Reaching Far Beyond Biopharma(AI が合成生物学をどのように変革するか: バイオ医薬品のはるか先へ)」という記事に学ぶ人工知能(その3)です。

📌Protein Evolution, Inc.

プラスチックや繊維廃棄物を分解するAI に最適化された酵素を作成。Protein Evolutionは、2021年、コネチカット州ニューヘイブンにできた企業で、持続可能な循環型プラスチックを対象としています。

📌Arzeda

2009年、ワシントン州シアトルにできた企業です。ユニリーバと協力して、安定性、性能、持続可能性の利点を向上させた新しい洗浄酵素を開発。Intelligent Protein Design Technology™を用いて、酵素の改良を行っています。

https://www.unilever.com/news/news-search/2023/unilever-and-arzeda-use-ai-to-develop-performanceboosting-enzymes/

📌Cambrium

AIを利用して、酵母で作られる持続可能な皮膚と同じ「コラーゲン(NovaColl™ )」を製造。Cambriumは、2020年、ドイツのベルリンにできた会社で、合成生物学のスタートアップとして、新機能タンパク質の開発を行っています。

📌Synbiobetaの記事のなかで紹介されているAsimovAbsciについては、過去の記事で説明しています。なお、Absciは、先ごろ発表されたフォーチュン誌のAIイノベータ50の1つに選ばれています。

合成生物学は新たな産業革命の鍵となるか?」担当:山形方人

【Twitter】 https://twitter.com/yamagatm3

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