ライブコメントを表示

ライブコメント
コメントを非表示
VIDEO
2024年4月27日 公開

【特別編】経営者・東浩紀が語る「知とビジネス」の最適解

ダイアローグ、今回は特別編。現代思想を牽引する批評家・東浩紀さんの経営者としての思考に迫ります。出版からイベント、動画配信など多彩な活動を続けるゲンロン創業者としてたどり着いた、「哲学が求められない時代」に知をビジネスにする最適解とは。東さんの拠点・五反田にNewsPicksパブリッシングの井上慎平編集長が赴き、対話を繰り広げます。

出演
東浩紀(批評家・作家/株式会社ゲンロン創業者)
井上慎平(NewsPicksパブリッシング編集長)

『訂正可能性の哲学』(東浩紀著/2023年9月/ゲンロン)
https://amzn.asia/d/5wmLTzX

『訂正する力』(東浩紀著/2023年10月/朝日新聞出版)
https://amzn.asia/d/18sYvPL

制作
撮影:小田切瑞穂、川村拓希/制作補:王芸杉、佐藤烈/編集:齋藤薫/音効:栗原良介/ディレクター:小西健太郎
出演者:
コメントする
Pick に失敗しました
人気 Picker
知的な刺激満載でした。かつての人文知の勢いとその凋落を目の当たりにしてきた(なんなら巻き込まれた)身には、現在地が明確にわかり、未来への指針のヒントまでいただいた気分です。井上さんの、飾らない誠実な聞き方もすばらしいです。不器用に見えるけれど真摯な態度が、東さんから的確な言葉を見事に引き出していました。

・人は「考えない」こと、「コスパ」にお金を使う。「味わう」楽しみを次世代へ伝えることの難しさ。「若手論客」も死語になった今、過去の「教養主義」とは異なる欲求の耕し方はどこに。
・テック系の社会論、世界観にも人文系は応えていくべき
・原初的口コミの強さ。熱量の高いファンを集めておくことで時間が経てば評価されていく可能性
・ジブリだってかつてマイナーだった。最初は話題にならなくても軸をブラさず、トレンドに流されず、自分の世界を貫くことが重要。
・コンテンツそのものは安くなり、薄く簡単に広まるのでこれだけでビジネスにはならない。音楽ならライブ、グッズ、その後のイベントすべて含めた体験の提供を考える。本も、それを取り巻く面白い体験を創ることでお金が入る。
・「学問は楽しい」と書くな。学問を楽しそうにやっている様を見せる。楽しさを伝えるためには「プレー」する。

まさしく!です。楽しそうにやっている様に人は憧れをかきたてられ、自ら巻き込まれていきますね。人文学に携わるみなさん、嘆くのはやめよう、「プレー」して魅了しましょう!
おもしろかったです。久しぶりに東さんの本を読もうかなと思いました。結局、日常的に見ているチャネルの中にこういう機会がどれだけあるかってことなのかも。

オリジナル番組ラインナップ

音声番組ラインナップ