【独占公開】明日開幕!東京AI祭の前夜に迫る
こちらのトピックス“生成AI最前線「IKIGAI lab.」”は、学び合うことを目的としたオンラインビジネスコミュニティ「OUTPUT CAMP meets AI」のメンバーで運営しています。
私、伊藤は普段、生成AIの導入・活用支援を行い、親子向けの生成AI体験イベントを開催しています。生成AIの情報を常にキャッチアップし、新しいツールに興味があれば実際に使ってみるのが私のスタイルです。
今回は足も動かして東京AI祭の前日の様子を取材しました。
前回の記事はこちら。
東京AI祭のインタビューはこちら。
インタビュー記事でお伺いした時に運営の根路銘 啓さんからはこのように最後にコメントをいただきました。
根路銘:東京AI祭は、日本のAI産業を盛り上げたいという強い思いから生まれました。
最近ChatGPTなどのAI関連ツールが大きな話題となっていますが、私たちは日本で、開発者もユーザーも関係なく、みんなで一丸となってAIの波に乗りたいと思っています。
そのために、できるだけ多くの人が繋がれるコミュニティとイベントの作成に努めてきました。皆さんにAIの現状を直接見ていただけることは楽しみですし、Google CloudさんやSoftBankさんなどの大手企業がどのような姿勢でAIに取り組んでいるのかを直接聞ける機会はそう多くありません。
イベントを通じて、生の声を聞き、AIに対する関心を深め、国内で面白いサービスがないのかを探る視点を持っていただけたらと思います。どうぞよろしくお願いします。
この想いがスポンサーや人を集め、いよいよ明日、集大成となって開催されます!
今回取材させていただいたのは以下の出展者さんです。
・セツナクリエイション合同会社
・AIHUB株式会社
・Nijijourney(spellbrushさん)
各社に見どころをお伺いしました!
セツナクリエイション合同会社
セツナクリエイション合同会社さんのホームページはこちらから
普段は、写真撮影や映像制作などを事業にされている4人のエキスパート集団です。
今回は、「クリエイティブを制作する人が生成AIを使うとどうなるか」というアプローチに対しての答えを展示します。
・#50daysママ活
50日間、ストリーマーの「ぱふす。」を生成AI((Nijijourney))を用いて再現する活動を展示します。
ストリーマーとは、eスポーツ市場が隆盛する中、ゲーム実況者(配信者)として市場を牽引する人のことです。
「動画クリエイターが画像生成AIを使うとどうなるのか」という成長過程を一覧で見ながら、「ぱふす。感」がMAXになっている画像は大きく印刷して展示されます。
藤吉さんも私も共感したのは「印刷の良さ」です。
PCで見るよりも印刷する方が見栄えもよく黒が引き締まって見えます。
また、紙質によってクオリティが大きく変わるので「良い紙を使いました」とのことです。
・空想感情鉱石図鑑
70種の感情と鉱石を組み合わせて架空の鉱石を作った写真集を展示しています。少しだけ拝見しましたがアプローチがとても斬新で面白いです!
クリエイティブ作品を創る際には、生成AIの組み合わせが大事だと私は考えていますが、正にその考えの1つの集大成がここにあると感じています。
見ごたえたっぷりですので、ぜひ現地で体感していただきたいです。
・Generated Collage Studio mini
なんと体験型のブースです!
生成AIの画像生成を活用した斬新な体験ができます。来場者は設置されている一眼カメラで写真を撮影、その場でその画像を取り込みます。
生成AIを通じてその画像を基に、四角の枠が動き出し、枠内の画像で様々な画風のコラージュアート作品を生成してくれます。写真から全く別の画風がリアルタイムに生成される様子は、まったく新しい独創的な作品を体験できます。
自分の写真がAIによってどのようなアートに昇華されるかを楽しみながら、AI画像生成の驚くべき可能性を体感できます。
AiHUB株式会社
AiHUBさんは新時代の価値を見極め世界へ発信し続ける、研究開発型AIデザインコンサルティングファームです。
AiHUB株式会社のホームページはコチラ。
4Fの受付を済ませて各ブースを見学し、5階の会場に上がってまず目につくのはAIHUBさんのブースです。
今まさに準備中といった状況で時間が経つ毎にどんどん展示ブースが完成していく様子は圧巻です。
AiHUBさんはAI Tuberやデジタルヒューマンの展示をしています。
・AI Tuber「ヴェール」
性格診断中の様子
AI Tuberのヴェールちゃんとお話ししたり、性格診断してもらったりする交流体験をすることができます。大きな画面に登場し、その仕草や話す様子もとてもかわいらしいです。
表情の変化もとても豊かで、二次元のアイドルと会話ができるという、とても新鮮な感覚を体験できます。まるで実在の女の子のようです。
性格診断では、ヴェールちゃんが質問を3つし、ヴェールちゃんが性格を診断してくれます。ユーモアセンスもあるので、ヴェールちゃんとのおしゃべりが面白く弾みます。親しい交流を通じて、生成AIの可能性とポテンシャルを体感できるはずです。
話しかけるとどんな反応が返ってくるか、実際に会いに行って確かめてみてください。
・デジタルヒューマン「くりえみ」
動画で実際に動いている様子
くりえみさんは実際に実在するモデル・タレントさんです。
以下はAiHUBさんのホームページから引用しました。
「SNSのフェチ天使」として、 SNS総フォロワー数 約250万人を超えるクリエイターとして活躍。「しかたない」と無意識に諦めることが普通になってしまっている世の中に課題に感じ、人が生きていく上で心の負担にも体の負担にもなり得るコンプレックスや固定概念を社会課題と捉え、その解決策を見つけるべく 「テクノロジーの力で今までできなかったことを可能にする」というミッションを掲げ、2021年7月に株式会社S&Eを創立。オンラインクリニックの立ち上げや美容品開発、海外流通事業などもこなす。テレビ、ドラマ、映画、ラジオ、舞台、雑誌などメディア出演多数。・SNS総フォロワー数250万人
・インスタグラムのフォロワー127万人
・Twitterフォロワー62万人
・YouTube登録者数32.6万人
(総再生回数5,630万回)
この動画は、くりえみさんご本人ではなく、生成AIによって創られた映像とのことです。すごいですね。一見、ご本人を撮影したように思えるほどの滑らかさと自然さがあります。
当日はくりえみさんご本人も来られるとのこと。
ぜひ、デジタルヒューマンのすごさを体験していただきたいです。
にじジャーニー(spellbrush)
にじジャーニーは私も愛用する画像生成AIです。Midjourneyを契約すると使う事ができます。
ホームページはこちら
あの、にじジャーニーさんが来られているということで私はとても歓喜に震えています。
イメージキャラクターもかわいいですし、生成画像を大きなモニターで見る事ができます。
どんどん新しい画像が出てくる様子は釘付けになって目が離せなくなります。
取材をして、こちらをいただきました。ありがとうございます。にじジャーニーさん!
こちらは2022年に刊行された冊子でNijijourney v4で生成された画像たちです。
当時から画力が凄まじいです。
いよいよ明日開催!!東京AI祭
東京AI祭の見どころは多岐にわたり、明日からの2日間、生成AIの最前線を体感できます。事前に3社のブースについてお話を伺うことができ、各社の革新的な生成AIソリューションやクリエイティブが展示されることがわかりました。
AI画像祭で受賞された作品も印刷して展示されているのでぜひ現地で見ていただきたいです。
運営スタッフも最終準備に余念がなく、来場者が驚きと発見に満ちた体験ができるよう全力を尽くしています。
生成AI分野では日進月歩の進化が起きており、今回の祭りでは、まさにその最先端が集結します。
ビジネス、テクノロジー、クリエイティブ。生成AIのさまざまな可能性と課題、そして人間社会への影響なども立体的に理解できる2日間になります。
一般の人々も生成AIの魅力に触れ、身近なツールとしての活用を感じ取れるに違いないです。明日から始まる東京AI祭は、単なるイベントではなく、新時代への一歩を体感する絶好の機会となるはずです。
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