トイカメラのすゝめ

2024年1月30日
全体に公開

こんなので写真が撮れるのかと思うほどのプラスチックボディ、機能では一眼レフやスマホに勝てない、だけどそのオモチャ感が愛おしい...。本日は「トイカメラ」に関するカルチャー・エクスペリエンスをお届けします。

カメラとしての機能性や画質では一眼レフやスマホに勝てない、いわゆるオモチャです。でも一度手にすればじわじわと好きになるはずです。

まずその見た目です。私の愛用しているものは手のひらにおさまるサイズで、とにかく可愛い。いろいろな形があるので自分が好きなものを選べます。

そしてなんといっても、トイカメラが撮る写真です。自分が撮っているというよりも、トイカメラが撮っているという感覚に陥るほど撮れ高はトイカメラ次第なのです。ピンぼけ、ブレなど当たり前です。

ゆえにトイカメラが撮る写真は、ときに日常をノスタルジックに演出し、ときにアートのような奇跡の一枚を生むのだと思います。

私はトイカメラのアシスタントかのごとく振る舞い、シャッターボタンを押すのみ。「トイカメラにはその風景がどうみえたのか」あとあと見返すときのワクワク感といったら格別です。

トイカメラのすヽめ

トイカメラを手に取り、その小さなレンズ越しに広がる世界を楽しんでみましょう。

まず、自分が好きな色や形のトイカメラを選ぶことで、日常の中に新しい視点を加えることができます。選んだトイカメラが自分の個性を反映しているような気分になります。

トイカメラを持ち歩く際には、日常の中で自分が気になる場所、シーンを意識しましょう。カメラを通して捉える風景は、あなたの個性や感性が混ざり合った独自の芸術作品となります。日常に潜む美しさや興味深い瞬間に気づくことができ、それが新しい発見や感動をもたらします。

ハプニングはトイカメラの醍醐味の一つです。いつもの日常が思わぬ形で写真に収められることで、新たな視点が生まれます。

そして、100枚撮って気に入るものが1つあるかどうかと思って撮る。そんな心持ちが大事だと思います。これが失敗を恐れず進み続けるビジネスマインドを鍛えてくれます。

トイカメラは日々の視点を更新し、視野を広げる素晴らしい手段です。色鮮やかな世界やユニークな形状、予測不能なハプニングが、トイカメラを通してあなたの日常を豊かに彩ります。新たな視点を見つけ、感性を磨く冒険の一環として、トイカメラを持ち歩いてみてください。

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