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2023年5月1日 公開

巨大グローバル企業が殺到する、「炭素会計」スタートアップ

企業が製品を生み出すビジネスの全過程で、どれだけ温室効果ガスを出していて、どれだけ削減できているのか。めちゃめちゃ複雑なこの「炭素会計」と呼ばれる算出を手掛けるスタートアップがいま、世界中に展開しています。アルセロール・ミタル、シーメンス、三菱UFJ銀行など、名だたるグローバル企業を相手に炭素会計のプラットフォームを提供するシナイ・テクノロジーズのCEO、マリア・フジハラさんにもしもし。そのビジョンを聞きます。
(出演:マリア・フジハラ、トミー・リープ、後藤直義、岡ゆづは、チェン・ルネ)
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MariaFujihara CEOはとてもパワフルですね。同じく、欧州で飛躍しているカーボンアカウンティング会社planAのCEOもとてもパワフルな女性CEOでらしたり。(今、サステナビリティムーブメントにおける女性や移民や先住民の重要性が意識されていることもあり、念の為記載)

Maria氏も言われた通り、まだまだカーボンアカウンティングの啓蒙や統一化が必要なフェーズにおいて、複数の会社が望まれているのは重要なことですね。他、SMBCと協業するPersefoni社やSequoia出資で米国で躍進しているWatershed社などなど。日本ネイティブのツールも複数社存在しますね。

それぞれ狙われている業種が異なり、例えば金融系企業の投資ポートフォリオや融資活動用用途であったり、より製造業サプライチェーン特化型であったり、テック系、などと別れ、且つ、データ入力の自動化においてであったり、カーボンリダクションのツールの提供・その質と幅で差別化を図っていますね。

これらカーボンアカウンティングツール企業による関連ツールの買収なども出てきているので、やはり資本力とパートナーシップで勝者は決まってくるのか。
資本主義経済の中ではカーボンも一つの商材でしかなく、環境負荷が低い商品へアクセス可能な層も限定されており、お金がないと環境に優しい商品を選ぶこともできず、ここでも格差が生まれてしまっているのは残念です。
脱炭素化が重要であることは感じているけれど、具体的に脱炭素化がどういうものなのか説明するとなると確かに難しい、、。
脱炭素化を企業対象とするだけでなく教育事業とすることで、脱炭素化について多くの人々が根本から知れるようになるというのは凄くニーズがあるし、面白いと思います!!

また、顧客対象が銀行などの金融業界も含んでいるのは驚きました。ESG経営を重視しているのはメーカーや小売業というイメージを持っていたので、脱炭素化のニーズが一層高まっていることを表していますね。

英単語
・Alternative 代替的
・allocate 配分する
・equivalent 同等の
本論とは関係ありませんが、Maria Fujiharaさんの英語、スタートアップのCEOにしては、独特の味があって、流暢で高速なNative Englishでなくても、熱意が伝わることが実感できました!

やはり、文字になった記事より、ご本人の生声が一番ですね!

※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません

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