目標の立て方

2022年1月5日
全体に公開

新年を迎えて、2022年の目標を立てた人って、多いのではないでしょうか?

守屋も立てました。

目標の立て方は人それぞれで、いくぶんなりとも個性があると思います。なので今回は、守屋の目標の立て方についてメモしてみたいと思います。

「どのタイミングで立てるのか」「どんな考え方で立てるのか」「立てたあとどうするのか」の3つについてのメモです。

どのタイミングで立てるのか

目標を立てるタイミングですが、2つのペースメーカーがあります。ひとつは「」、もう一つは「起業52」です。この2つが合わさることで、ペースメーカーの意味そのものである「均等かつ高水準なペースで進捗を引っ張る役割」になってくれているので。

」は、新年の目標設定が一番の代表暦かと。たぶん、ムチャクチャたくさんの人が、新年の決意とかしていますよね。新年ほどでないにしても、4月~3月という年度であったり、456月というQ(四半期)であったり、毎月1日であったり、月曜日であったり、果ては起床であったり(笑)。暦の区切りは、誰にでも正確に均等に訪れる、とっても分かりやすいペースメーカーだと思います。

もう一つの「起業52」は、均等というよりは、守屋にとっては「高水準」の意味合いが強い目標のペースメーカーです。

そもそも「起業52」ってなに?、という話とは思います。起業52は、セルフプレゼンテーションマテリアルで、自分自身の強みをまとめた新種の履歴書と思っていただければと。そして、じつはその新種の履歴書には、守屋自身が一つのルールを課していて、それは「毎月更新すること」だったりします。

・初めてセルフプレゼンテーションマテリアルを作ったのは、12年前。それから毎月必ず更新している。

・毎月更新の理由は、起業、新規事業にとっての1か月は、成功も失敗も含めて、大きな前進(もしくは後退)があって然りなので、セルフプレゼンテーションマテリアルもそれだけ更新点があって然り、と考えたから。

・だとすると、更新することがない=1か月の過ごし方に問題あり、ということになり、つまり更新作業は新規事業のプロとしての自分を律するモノサシになる。

こういったこととセットの起業52なので、先月より今月、今月より来月と、必ずの進化を自らに課しているので、自分にとっては「高水準を担うペースメーカー」だったりするのです。

ちなみに、前回更新2021年12月1日(「起業52」の更新)に続き、今回更新2022年1月1日は、以下のページだったりします。「同じじゃね?」とか思うかもですが、じつは「5社」ロゴが増えています。

どんな考え方で立てるのか

暦にしても、起業52にしても、そしてそれ以外でもイイのですが、目標を立てようと思ったときに「出来る限り、こうしておこう!」というマイルールが2つあります。ひとつは「在り方」、もう一つは「やり方」です。

「在り方」は、そもそも論です。どうやるか、どれくらいやるなどの「やり方」の前に、「在りたい姿」が先だということです。向かう先のない目標はあまりにも脆弱で、やり始める前から未達の構造にあるからです。

「在り方」を自ら問い、自ら答えれば、自ら行うことの確度は、かなり高まります。どう在りたいかという向かう先の大きさや距離に合わせて「やり方」を考えればいいからです。

ちなみに、向かう先が大きくて遠いと「やり方」が長編物語になってしまいます。そうすると、やり切れなくなってしまう確率が高まってしまうと思うのです。なので、おススメは、長編を短編に刻むことです。とくに目標を立てた初期のころは、刻みに刻むことをおススメです。理由は、達成しやすいからです。達成するのが大変な目標を立てるだけ立てて未達で終わるよりも、達成することが可能な目標を次々クリアしながら高速回転させて前進しまくる方が最終の目標に到達しやすい、と思っているからです。

人にもよるかもですが、「小さな目標達成を繰り返しているうちに、達成のための努力にココロとカラダが慣れて習慣化、結果、努力が苦しくなくなる瞬間」がくると思います。そうなるとラクですし、そうなったら最終の目標達成の手応えも出てくると思うので、おススメです。

立てたあとどうするのか

立てた目標は、振り返らないより、振返った方がイイです。当たり前ですが。

が、これをキチンとやっている人は少ないのではないでしょうか?会社の目標管理であれば目標を振り返ることが寧ろ当たり前で、振り返らないとかないと思います。でも、それが個人になると話は大きく変わり、さぼっているうちに立てた目標自体を忘れてしまう、とかさえもあるのではないかと。守屋自身も、人のこと言えないのですが。(笑)

そうならないためのコツは、「考え方」のところでも書いた「習慣化する」ということだと思っています。つまり「振り返りを習慣化させる」ということです。

守屋がやっていることは、「日次決算、月次決算、適時決算」の3つの振り返り習慣です。

日次決算は、1日の終わりにスケジューラーを眺めながら、「今日、成果を出せたか?不足はないか?」を考えることを習慣にしています。その日のスケジューラーをその日に見直すだけなので、思い出す作業もほぼ掛からず。時間にすると、わずか1~2分くらいです。

月次決算は「起業52」の更新で、長年やっているので習慣化済みです。また、ずっと更新し続けているので、新しく大きく資料を作り直すということは少なく、合間時間ですでに手直し済み、ということになっていたりもします。

適時決算は、その目標毎に区切った期限に沿っての振り返りです。目標を立てるときに、目標に関するスケジュールをカレンダーに反映しているので、その予定通りに振り返ればOK、という感じにしています。

伝わりにくいかもなので補足すると、例えば、達成に3か月くらい掛かるかなぁ、と思う目標であれば、3か月後の日付に100%、あいだの日付に10%、50%などの進捗確認予定をスケジューラーに入力しておくとかです。%を厳密に考えるとそれ自体が苦しい作業になるので感覚で入れるだけです。他にも、日々の習慣にしたかったら、スケジューラーに毎日の繰り返し登録をしておいて、習慣化出来たらその予定を削除するとかです。

いずれにしても、3つとも日ごろのルーチンのなかに組み込まれているので、振り返りに不要なカロリーを消費することがないようにしています。

ということで、「どのタイミングで立てるのか」「どんな考え方で立てるのか」「立てたあとどうするのか」の3つについていろいろ書いたのですが、要は、「向かう先のある目標を習慣のなかに取り込んむと、けっこうやり切れる」ということです。

2022年も、いい年にしていきましょー!

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