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ビットコインで市民権を得る時代へ、エルサルバドルの新移民法ー報道
Konishi Sui上智大学 2年
世界銀行のデータによると、エルサルバドルは下位中所得国に分類されます。そのため、銀行口座を持たない人がいたり、インターネットは使えるが銀行口座は持っていない人がいたりします。
そのような国が政府を主体としてビットコインのような仮想通貨を導入して支払いを行うような動きは国にとってポジティブなものと私は受け取っています。
しかし、その安全性や使い方に不信感を持つ人々も少なくないです。そのため、ビットコインは世界中の1万代以上ある端末によって管理されており、銀行のように1つの端末や場所を拠点として運営されているものとは違い、一気にサーバーダウンのようなものは起こりづらいということや、そのブロックチェーン(上書きが不可能なデータベースのこと)は商売の分野や医療分野において情報を管理する面で非常に活躍しているという事実が拡散されれば、エルサルバドルのような経済的に不利な国だけではなく、世界中の経済に良い影響を与えるのではないかと考えます。
《ブラジル》スタートアップが先進農業支援=農場用通信塔でハイテク管理(ブラジル日報)
Konishi Sui上智大学 2年
ブラジルのインターネット普及率は81%と世界平均である62%を大きく上回っています。さらにWearesocialのDigital 2023 Global Overview Reportによると、ブラジルの1日のインターネット使用時間は世界2位に9時間32分でランクインしています。
インターネット普及率が高い国でのこういった農業を巻き込んだプロジェクトは効率化を図るだけではなく、新たなインターネットとの付き合い方(利用の仕方)が生み出されるというメリットがあります。
JETROによると、ブラジルは中南米部共同市場(メルコスール)に加盟しています。メルコスールでの域内関税は原則0%(例外品には関税がかかる)という農作物の輸出入になんとも有利な環境にブラジルはいます。加えて、ブラジルの地理的な利点としてあげられるのが面積の広さと温暖な気候です。面積が非常に広いため、広大な農地が確保できると共に、運輸インフラや電力インフラが整っています。そのため、運輸インフラを必要とする農業と電力インフラを要するインターネットはベストマッチだと考えます。
今後ブラジルだけでなく、世界にこういったハイテク農業が拡大されていくことが期待されます。
Latin America challenges Asia as Super App and digital payments innovation leader
Konishi Sui上智大学 2年
分野別のスタートアップにおいてFintechの数は1位となっています。日本でもPaypayやLINE payをはじめ、新たな決済サービスが近年では多く生み出され、「キャッシュレス」という言葉が多くの場所で耳にされるようになりました。
ブラジルではFintech分野のスタートアップ企業が最も多くなっています。その背景には格差社会やunbanked(非銀行利用者層)の存在、クレジットカードを持たない人々の存在があります。
具体的な数字に表すと、2021年のUnderbanking rateはペルーが43%、コロンビアが40%、アルゼンチンが28%となっています。しかしEcommerce(電子商取引)の増加やインターネット普及率の高さなどがFintech分野のスタートアップ企業の増加の背景にあるのではないかと考えます。特にブラジルでEcommerceの利用が増えており、$15.62 billionに上る取引がなされました。またインターネット普及率に関しては世界平均の62%を大きく上回り、チリでは92%、アルゼンチン、ブラジルでも80%超えの調査結果が出ています。
そのため、このような社会的背景や経済状況を決済サービスの増加は期待高いと思います。
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