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エストニアから「スタートアップ」が次々と生まれる理由--現地の日本人がエコシステムを解説
齊藤 大将
執筆者の齊藤です。
今回は実際に私が在学中およびその後(今もエストニア在住)の生活で、触れたり参加した実体験を元に、さらに自分で考察した内容となっております。
資金調達などのビジネス的な細かいスキームは置いておいて、そもそも若い世代から若い世代で、うまくコミュニティの連携や、スキル、お金、経験、また情熱の共有がされ始めているということは、ひしひしと感じます。
もちろん、成功するプロジェクトの方が少ないですし、詐欺的なプロジェクト、意識だけが高く実態が伴わない、あるいは方向性の定まっていないプロジェクトも多数ありますが、それらも含めて相乗的に文化が形成されているのだと思います。
今回は、これを「スタートアップエコシステムデザイン」と呼ばさせていただきましたが、日本も参考にできる部分はあると感じ、執筆すべきだと使命を感じました。
わずか130万人の電子国家「エストニア」が生んだ4社のユニコーン--現地の日本人が解説
齊藤 大将
執筆者の齊藤大将です。
前回では日本で謎に「電子国家」と呼ばれるより本質的な部分の話をふれ、今回はエストニアのスタートアップについて書かせていただきました。
現在エストニアのユニコーン企業が4社という扱いはエストニア国内外でされていますが、実質の拠点やファウンダーがエストニアではないなどのもちゃんと触れようと思いました。
現実、ボーダレスになりつつある現実社会で、「拠点がエストニアではないから、純エストニア企業ではない!」という定義厨的な議論は、あまり意味のない議論ではあると思いますが、正確さを求めると実は純粋なエストニア産は思っているよりは少ない感じです。
エストニア人口に対して資本が比較的大きいので、お金が集まりやすいという面でも、シード期は動きやすいのかもしれません。
エストニアは本当に「電子国家」なのか--現地に移住した日本の若者がみた実情
齊藤 大将
執筆した齊藤です。
エストニア、電子国家、と聞いてSF都市のようなものを想像して連絡をいただく場合が多いですが、想像するIT最先端空間を味わいたい場合は、中国の深センなどのほうが適していると思います。
今回は、私の考えるエストニア電子国家の本質に、自らの生活を通してフォーカスしました。
エストニアはまだ国自体が若く、国家自体がスタートアップのような感じです。
国と国民をフル活用して、新しい試みに挑戦・研究をしている段階と言えます。つまり、現状システムや雇用、技術、教育レベルが高いというよりは、これからの見込みがあるのだと感じております。
「エストニアには会計士が自動化された!」などど言及されていたりもしますが、実際には会計事務所はいくつも街にあったりと、イメージと現実のギャップはまだあるのです。
今回の記事は、エストニア電子国家の本質、歴史、そして私の実体験を絡めたエモい記事になったのではないでしょうか。
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