素人でも簡単、ChatGPTを使って千代田区の認可保育園を地図に同時に出してみた
今回は医療から少し外れてしまいますが、「家の近くの千代田区の認可保育園の場所を知りたいんだけど、一目でぱっと見れるようできないもんかね〜」、と友人に言われて、やってみたのが今回のテーマのきっかけです。今回も、ChatGPTを使えば、IT素人の筆者でも簡単に千代田区の認可保育園を地図に同時に出すことができたので、ご紹介いたします。
多分、ITに精通されている方は、自分で簡単に情報を整理して、地図に載せることなんて簡単なんでしょうが、素人だとそうはいきません。今回は、全くやり方がわからない状態から、どのように千代田区の認可保育園の場所を地図上に配置できたかについて、お伝えいたします。
複数の住所を同時に地図に表示させる方法を探る
まずは地図に表示させる方法からです。早速ChatGPT4に聞いてみました。
という訳で、Googleマップのマイマップを使えば住所を同時に表示できることがわかりました。とはいえ、全く初めて使う機能のため、まずは使ってみることから始めました。ChatGPTの回答の中の「マイマップ」という単語にアンダーラインがついているのでクリックしてみると、Googleマイマップに飛ばしてくれました。めちゃくちゃ気が利きますね!
マイマップの画面はこんな感じです。
早速指示通り、「新しい地図を作成」をクリックしてみます。
一つの方法として、これでどんどん検索していって、住所を追加していけば今回のプロジェクトは達成できるようですが、せっかくChatGPTを使っているので、2つ目に示してくれていた「2.ExcelやGoogleスプレッドシートを使用する方法」に挑戦することにしました。やはり、何をするにも時短のスキルは身につけておきたいところです。
千代田区認可保育園の住所一覧を作成する
ChatGPTが教えてくれた、「インポート」は画面左上にすぐに見つかったので、次にやることはEXCELで施設名と住所を作ることです。
なんと千代田区認可保育園一覧を探してみると、情報が全て箇条書きに記載されており、手動でやった場合、EXCELに落とし込むのにかなりの時間を要することがわかりました。
作戦1:WebPilotのプラグイン
そこで、もう面倒なので、このHPの情報を「WebPilot」のプラグインを使ってでまとめてもらおうと試みました。
すると、よくわかりませんが、こんな感じでうまくいきませんでした。これの解決法をご存知の方、または、他に優秀なプラグインをご存知の方は是非コメント欄で教えて下さい。
作戦2:Code Interpreter
次に考えたのが、Code Interpreterを使ってEXCELを完成させる方法です。ChatGPTはかなりの優れものというイメージなので、ひとまず雑に使ってみました。
千代田区のHPの千代田区認可保育園一覧をそのままコピペしてEXCELに貼り付けて、Code Interpreterを使って読み込ませ、「このEXCELを整理して」と投げつけてみました。
千代田区の認可保育園は35施設あるのですが、結果、この方法で作られたEXCELでは32施設の情報が含まれており、3施設が抜けていました。
そこで、次は「保育園の施設の数が35施設あることを確認して下さい」と指示を出してみましたが、かなり頑張ってくれた結果、うまくいかなかったので、ここは仕方ないので、手動でChatGPTに情報を提供しました。件数が少ないので、ここは肉眼で確認し、足りない3つの施設の行をコピーして、貼り付けて以下のようにしました。
これで、EXCELの完成です。
実際にこのままマイマップにインポートしてみると、千葉県や宮城県の情報が混ざってしまったので、次はこの住所欄の冒頭に「東京都千代田区」を付けさせました。
これで出力すると以下の通り。
さあ、これで完成です。早速インポートしてみましょう。データをインポートした後は、指示に従って、住所をクリックして続行。
マーカーのタイトルは保育園名にして完了です。
出来上がった地図がこちらです。
これで、自分の家の周りにどのような認可保育園があるのかが一目瞭然となりました。ちなみに、千代田区には認可保育園の他に、認証保育所というものもあるので活用される方はご注意ください。
いかがだったでしょうか?今回はたまたま()内に住所があったのと、項目が35と少なかったため簡単に進めることができましたが、これに電話番号を追加したり、項目が100を超えてくるとなるとEXCELの情報をある程度綺麗に整理しないといけないということがわかりました。
こんなに少ない情報であってもChatGPT Code Interpreterはミスをすることがわかったので、抽出された情報が正しいかどうか判断することは重要です。例えば、今回のように、「施設数が35」のような、何かしらの指標を持って、作られたデータを評価するのが良い方法だと思います。
他にもこんなことに挑戦して欲しいなどの要望や、こんなまどろっこしいことしなくても簡単に作れるよといったことがあれば、ぜひコメント欄にコメントをお願いします。
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