7分間のピッチで聴く人の心をワシヅカミにするためにやったことの全記録、から学べること。
前回の投稿で「アイデアのメモを事業計画に磨き上げる具体的な手順」を書かせていただきました。
で、それを読んでくれた方から、
・「オリジナルの事業案」にまとめるとき用の、おススメのフォーマットあります?
ってな質問をもらいました。
うーむ。あやしい。
フォーマットを手にしたら、そのフォーマットの「穴埋めをして出来上がりと思っちゃうタイプ」「チェック事項を網羅して出来上がりと思っちゃうタイプ」だったりするんじゃないかな。ましてや一番大事な「ちゃんと考えてちゃんとおこなう」を省略するタイプで、「兎に角、正解を教えて欲しい」ってなタイプだったりするんじゃないかな。だとすると、フォーマットがどうとかって話しじゃなくて、「向き合う姿勢」を見つめ直すことが大事ってことになるんだけどな。
ってなことを思ったので、質問を質問で返して、「まずは自分で書いてみる。でもって人に話してみる。その結果を踏まえて磨く、そのサイクルをゴリゴリ回す、てな感じの具体的な手順をその投稿に書いたのですが、それ、やりました? 1回転だけでもイイのですが・・・。」って聞いたら、「やってない」と。
ですよね。(笑)
うーむ。どうしたもんだか。
で、いろいろ考えたのですが、たぶん、質問した方が期待しているであろう答えと違うのですが、「この姿勢を見習ってほしい」という意味で、以下の回答をさせてもらいました。
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事業案は、ピッチした相手の心を掴むことが出来たらサイコーですよね? でも、それは簡単じゃなくて、そのためには「考えて、考えて、考えまくる。書いて、書いて、書きまくる。話して、話して、話しまくる」ってなことが、必要だと思うんです。フォーマットみたいなものは、参考になるし役に立つけど、「フォーマットに従って穴埋めしただけの事業案」は、破壊力が足りなすぎると思うんです。人の心を動かすなら「その上のレベル」が求められるんじゃないかと。そういった意味で、きっと参考になり刺激になるピッチが、ネットに上がっているので紹介しますね。
事業の進捗状況も、そしてシチュエーションも、ぜんぜん違うので、同じことをして欲しい、って意味じゃないです。ただ、この「姿勢」に刺激を受けて欲しいんですよね。事業としては直接は競合しないだろうし、もちろんピッチの出来で戦うこともないと思います。でも、こうした努力をしている人が世の中にはたくさんいて、視点を高く広くして考えれば、ビジネスは、結局、そういった人たちとの勝負でもあると思うんです。
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上記、紹介させてもらったのは、中平さん@ガラパゴス代表のnoteです。
守屋はガラパゴスのメンバーであり、ふだんの中平さんを知っていることからも、noteに書かれている努力がとっても伝わるなぁ、と思っており、そういったことからも、紹介させてもらいました。
たぶん、他にもこういった「大いに刺激となり、参考となるもの」が、世の中には溢れていると思うのです。だから、上記のnoteでも、上記のnoteに刺激を受けて動いて出会った他の何かでもイイのですが、とにかく、今回質問をくれた方が、大いに刺激を受けてくれ、「本気モードのスイッチ」が入ってくれたらイイなぁ、って思っています。
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