2029年までに、現在ITコンサルティング・ベンダーへ委託している業務の30%はAIに

2024年2月15日
全体に公開

ガートナージャパン株式会社が最近発表した見解によると、2029年までに、現在ITコンサルティング・ベンダーへ委託している業務の30%がAIによって実施されるようになると予測しています。

この変化は、企業が直面しているデジタル化の潮流と、テクノロジーを活用したビジネスの革新への必要性を反映しています。

バイス プレジデント アナリストの海老名 剛氏は、企業がデジタル・ビジネスの実現に強い意識を持つ中で、ソーシング/調達/ベンダー管理のリーダーたちに対する期待が非常に高まっていると指摘します。

特に、生成AIなどの破壊的テクノロジーの台頭は、調達戦略やベンダー選定、コスト管理の難易度を一層高めています。

日本におけるコンサルティング・サービス市場の拡大

2021年から2023年にかけて、日本のコンサルティング・サービス市場は急速に成長しました。Gartnerの市場予測によると、2022年の市場は前年比19.8%、2023年は前年比10.7%と拡大しています。

しかし、企業からはコンサルタントの質に対する疑問や、成果の測定が困難であるという声も挙がっています。

AI活用と市場競争力

企業がAIをどのように活用するかは、今後の市場競争力に直結します。特に、顧客対応や品質管理などのプロセスにおいて、AIを用いた改善提案が増えています。

Gartnerは、今後5年以内に多くの業務がAIによって行われるようになると見ており、コンサルティング・サービスには新たな価値の提供が求められるようになるといいます。

海老名氏は、AIのビジネスへの取り入れ方やコンサルティング・サービスへの委託の適正化が企業の競争力に大きく影響すると述べています。十分な能力が確保できない企業は、競争優位を失う可能性があると警鐘を鳴らしています。

AIによる業務の変革は、企業がデジタル化の波に乗り、持続可能な成長を実現するための重要な要素となっています。

企業は、新たなテクノロジーを活用することで、ビジネスモデルを革新し、市場での競争力を高める必要がありますが、企業はどこまで、コンサルティング・サービスへの委託をAIにシフトしていけるか。そして、その中で成果をあげていくことができるのか、注目してみてみたいと思います。

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