【速報】iPhone次期モデルにGoogleAI「Gemini」搭載か?
こちらのトピックス“生成AI最前線「IKIGAI lab.」”は、学び合うことを目的としたオンラインビジネスコミュニティ「OUTPUT CAMP meets AI」のメンバーで運営しています。
生成AIの世界では、毎日のように新しいニュース・リリースが発表され、そのキャッチアップだけでも大変ですよね。
そんなみなさんに最新情報をお届けするべく、本トピックスでは、週1回の頻度で生成AI情報がザーッと追えるAIジャーナルを発信しています。
最新AIニュース
✅iPhoneへグーグルAI「Gemini 」が搭載か!?
GoogleのAI「Gemini 」がiPhoneに搭載される可能性が浮上している。
米アップルはGoogleの生成AI「Gemini 」をiPhoneに搭載するために交渉をしていると、複数の関係者が明らかにした。
アップルはGoogle以外にもOpenAIとも話し合いを持ち、同社のモデルも検討しているとのこと。
アップルはデバイス上で稼働する独自のAIモデルを開発し機能実装を準備しているが、クラウド上で動く生成AIはパートナーシップによって、実装していくことになると予想されます。
✅画像と言語だけでAIがゲーム制覇!DeepMindの汎用AI「SIMA」の可能性
3月13日(現地時間)、Google DeepMindは、多様なビデオゲーム環境で自然言語の指示に従ってタスクを実行できる一般化AIエージェント「SIMA」を発表しました。
- SIMAは、8つのゲームスタジオと協力し、9つの異なるビデオゲームで訓練・テストされました。ナビゲーション、オブジェクトの操作、メニューの使用など、600の基本スキルにわたって評価されました。
- このAIエージェントは、ゲームのソースコードや専用APIへのアクセスなしに、画面上の画像とユーザーからの自然言語の指示だけを入力として動作します。
- SIMAの開発は、AIが学習したゲーム環境を超えて一般化する能力を示し、将来のAIシステムにとって重要なステップとされています。
AIにゲームをさせること自体は、ゲームユーザーには必要のないことです。
ただ、画像と自然言語だけで複雑な処理ができると証明されたことは、実世界の複雑な問題解決においても応用できる可能性を示しています。
✅Amazon新AI機能、ウェブリンクから即座に商品ページ生成
Amazonは、販売者の自社ECなどの情報を使用してAmazonの商品ページを生成する新しいAI機能をリリースしました。これにより、販売者がAmazonに商品を迅速に出品できるようになります。
- Amazonの新しいAI機能では、販売者の外部ウェブサイトのリンク(自社ECなど)から情報を取得し、商品の説明文と画像を含むAmazon商品ページを自動生成します。
- 販売者が他のウェブサイトからAmazonへ商品を移行する時間を短縮することを目的としています。
- Amazonは、商品ページ作成に使用するURLのコンテンツに対して、所有権、権利保持、またはライセンスが必要であるとし、所有権の誤表現が発見された場合には法的措置を取る可能性があると述べています。
この機能は段階的に展開される予定で、数週間以内に米国の販売者に利用可能になる見通しです。
深掘りトピックス
✅OpenAIのCTO、動画生成AI「Sora」について語る
OpenAIのCTOであるミラ・ムラティ氏は、テキストから動画生成ができるAI「Sora」を今年中(早ければ数カ月以内)に一般公開する予定であることを、ウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューで明らかにしました。
【朗報】Soraのリリースは数ヶ月以内…!
— ChatGPT研究所 (@ctgptlb) March 13, 2024
OpenAIのCTOが、「Soraのリリースは確実に年内で、数ヶ月以内かもしれない」と、The Wall Street Journalの取材で明言 pic.twitter.com/ltgSvMPFxM
ムラティ氏は、Soraのトレーニングに使用される具体的なデータについては曖昧な回答をしています。
Shutterstockとの提携は確認されており、公開されているデータまたはライセンス供与されたデータが含まれているとだけ言及しました。
SoraはOpenAIの画像生成モデルDALL-Eよりも運用コストが高くなりますが、同等の価格帯でのリリースを目指しています。
今後のアップデートには、リアリズムを強化するためのオーディオの統合や、AIが生成したコンテンツをユーザーが編集できるツールが含まれる予定です。
Soraに関してはデモ動画が続々と公開され、「リリースが間近では」と噂が出ていましたが、実際はもう少し先になりそうです。
コストの問題だけでなく、大統領選挙に悪用される懸念が高まっていることもあり、リリースには慎重になっている側面がありそうです。
AIでこんなこともできる
✅韓国発のAI人形「孤独な高齢者の心の支え」になるか?
韓国の地方自治体が、高齢者や認知症患者に向けて約7,000台のAIロボット人形を展開しています。
South Korea's local governments are deploying around 7,000 AI-robot dolls to seniors and dementia patients.
— Rowan Cheung (@rowancheung) March 11, 2024
The $1,800 robot doll by Hyodal can hold full conversations to tackle loneliness and remind users to take medication.
Dystopian, yes, but the data is fascinating:
1.… pic.twitter.com/iGIs8NQ8p2
- 価格1,800ドルのHyodal製ロボット人形は、LLMを利用して高齢者との会話を実現し、精神面のサポートを提供する取り組みを開始しました。
- 薬のリマインダーや健康コーチング、音楽を流す機能を備え、介護者が遠隔でモニタリングできるコンパニオンアプリとウェブ監視プラットフォームが付属しています。一定期間動きが検出されない場合に警告する安全機能も搭載されています。
- 9,000人以上のユーザーを対象にした研究では、うつ病のレベルが5.73から3.14に低下し、薬の服用が2.69から2.87に改善したことがわかりました。
LLMはビジネス現場での生産性向上の活用事例が数多く取り上げられていますが、介護や教育現場でも活用できる用途は多くあります。
ロボットなどの身体的なサポートをする支援だけでなく、LLMによって話し相手になるなどの精神面での支援ができます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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