会社員だからこそ、自己経営してますか?

2024年1月9日
全体に公開

皆さんは、自分自身を一つの事業として見たことはありますか? 自分自身を経営する視点を持つことは、フリーランスの方にとっては当たり前の感覚かも知れません。しかしこれは会社員の方にとってもキャリアと人生に大きな影響を及ぼします。

今日は、自己経営の視点を持つことの重要性と実行のためのツールを紹介します。

Marten Bjork on Unsplash

自己経営とは?

自己経営とは、自分自身を一つのビジネスと見なし、それを上手に経営することを意味します。レストランを経営するときと同じように、自己経営では自分のスキルや強みを見つけ出し、それをどのように活用するか、自分のキャリアをどのように進めていくかを考えます。

自己経営の視点が重要な理由

自己経営の視点を持つことは、以下の4つの理由から重要です。

  1. 自己責任の強化:
    自分自身を事業やサービスと見ることで、自己責任感が高まります。自分の行動や結果に対して責任を持つことが求められます。
  2. 自己改善とアップデート:
    企業が時代に合わせて進化するように、自分自身もスキルと知識を常にアップデートし続ける必要があります。これにより、自分が市場で競争力を保つことができます。
  3. 自分の価値の理解と強化:
    自分自身を事業やサービスと捉えると、自分が提供できる価値、つまり自分のスキルと能力をより深く理解することが必要になります。
  4. キャリアの戦略的管理:
    自分自身を事業やサービスと見なすと、自分のキャリアを戦略的に設計し管理する視点が生まれます。
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自分のウィルと市場のニーズをバランスよく組み合わせる

しかし、自己経営の戦略を考える際には、市場のニーズだけでなく、自身のウィル(意志)も戦略に組み込むことが重要です。

自分のウィルや興味を戦略に組み込むことで、自己満足の度合いを高め、長期的なキャリアの持続可能性を確保することができます。また、自分のウィルや特性を戦略に組み込むことで、自分自身の個別性競争力を強化することができます。

実行のためのツール

1. マンダラチャート

自己経営を実行するための具体的なツールとして、「マンダラチャート」はオススメです。マンダラチャートは、自分の目標や夢を視覚化するためのツールです。

大谷翔平選手も高校時代に81マスのシートに目標を設定し実践、そして実現したマンダラチャートも話題になりました。

自分の名前を中心に書き、その周りに達成したい目標を書きます。これを毎日見ることで、自分の目標に対する意識が高まり、それに向けた行動をとるモチベーションが上がります。

参照元: https://www.kaonavi.jp/dictionary/otanishohei_mokuhyosetteisheet/

2. ビジョンドリブン(Vision-Driven)

マンダラチャートは目標の可視化と実行への動機づけに有効ですが、作るのが大変そう...という私みたいな人へオススメなのがビジョンドリブン。

これは、ある選択肢に対して決定を下す際に、将来の理想的な状態や目標と照らし合わせ、それにより近づく方向を選択するというアイデアです。

例えばあなたは、カッコいい人になりたいと思ったとします。買い物で洋服を選ぶ際に、どっちがカッコいい自分の姿に近づくか?で選んでいくのです。

このように日々ビジョンを基準にした選択をすると、徐々にその姿に近づいていきます。

Artem Beliaikin on Unsplash

まとめ

自己経営の視点を持つことは、自己責任、自己改善、自分の価値の理解と強化、そしてキャリアの戦略的管理といった多くの利点をもたらします。

しかし、その際には、市場のニーズと自分自身のウィル(意志)をバランス良く組み合わせることが重要です。これにより、自己満足、長期的なキャリアの持続可能性、そして競争力を高めることができます。

自己経営を具体的に進めるためには、マンダラチャートのようなツールを活用しましょう。自分の目標や夢を視覚化し、それに向けた行動が意識できるようになります。

今年は自分自身をビジネスと捉え、自己経営の視点を持つことで、自分のキャリアと人生をより良くするための一歩を踏み出しましょう。

トップ画像:Adeolu Eletu on Unsplash

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