【2024年】大統領選で混乱勃発?AIに関する5つの予測
こちらのトピックス“生成AI最前線「IKIGAIlab.」”は、学び合うことを目的としたオンラインビジネスコミュニティ「OUTPUTCAMP meets AI」のメンバーで運営しています。
生成AIの世界では、毎日のように新しいニュース・リリースが発表され、そのキャッチアップだけでも大変ですよね。
そんなみなさんに最新情報をお届けするべく、本トピックスでは、週1回の頻度で生成AI情報がザーッと追えるAIジャーナルを発信しています。
最新AIニュース
✅音楽生成AI「Suno」がCopilotに搭載され、手軽に利用可能に
Microsoftは音楽作成アプリ「Suno」を自社の会話型AI Copilotに統合し、ユーザーがテキスト プロンプトをAI 生成の歌詞、楽器、ボーカルを備えたトラックに変換できるようにしました。
Sunoはテキストプロンプトに基づいて歌詞、楽器、ボーカルを含む曲を合成することができるAIです。
音楽生成は、試したことがない人も多いのではないでしょうか。Sunoの使い方は簡単です。
①Microsoft Edge でCopilot.Microsoft.comにアクセス
②「Sunoと一緒に曲を作ろう」をクリック。
③プロンプトを入力すると30秒ほどで曲が完成して、ボーカル付きの音楽と歌詞がセットで生成されます。
④完成した曲は矢印ボタンを押して、シェアすることができます。
ボーカルの声が自然で、メロディーやサウンドもどこか聞き覚えのある音楽が生成されました。
自分で生成してみると凄さが伝わるので、年末年始の娯楽としてもおすすめです。
深掘りトピックス
✅ビジュアルで振り返る「AI企業の快進撃」
2023年も残すところあと5日です。本トピックスでは先日、2023年のAIニュースを振り返る特集を掲載しました。
今日は、OpenAIを筆頭にした、AI関連企業の凄まじい成長スピードをビジュアルで振り返ってみましょう。
大規模言語モデルLLMに必要なグラフィックスプロセッシングユニット (GPU)を開発する「Nvidia」の売上が急増。株価は247%上昇し、時価総額が半導体メーカーとして世界で初めて1兆ドルに到達しました。
ChatGPTは2022年末に発表され、5日で100万ユーザーに到達。発表からわずか2か月でユーザー数1億人のマイルストーンに達しました。
Instagram はそのベンチマークに到達するまでに15倍の時間がかかり、Spotify は約4年半かかっています。ChatGPTがいかに凄まじいスピードで普及したかが実感できると思います。
一方でChatGPTは汎用性が高い分、使いこなすのが難しいという課題もあります。その解決策が出てくるのか、人間が適応していくのか、2024年の1つの論点になるのではないでしょうあ。
AIで変わるちょっと先の未来
✅2024年のAIに関する5つの予測
2024年も、AI関連のニュースが、溢れかえることになりそうです。
来年はどんな出来事が起きそうか、5つの予測を紹介します。
- OpenAIがプロダクトを続々とリリース:GPTストアを始め、サム・アルトマンが復帰したことで、収益化の動きが加速していくと予想されます。
- AIエージェント誕生か!?:2024年内に本格的に普及するとは期待していませんが、エージェントベースのモデルは昨年よりももう少し精度が高いものが登場するでしょう。
- アップルが本格参入:同社が保有している多くの信号やエコシステムを活用して、iPhoneに統合されたAIの登場が予測されます。
Siriは長らく天気とタイマーをかけるために使われてきましたが、生成AIの登場でポテンシャルを最大化できる未来が近づいています。
- AI関連の訴訟に審判が下される:2023年にAI関連では多くの訴訟が起こされましたが、著作権やAI業界における訴訟のほとんどは、まだ係争中です。
この結論が出るのが2024年となり、AIとの向き合い方に影響を与える可能性があります。
- 米大統領選挙でのAI使用が問題に:AIを悪用して、ディープフェイクの動画や真実でない画像を拡散したり、SNSやブログを通じて24時間、AIが生成した嘘のコンテンツを投稿し続けたり。それ以外にも多くの問題によって、混乱が巻き起こることでしょう。
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