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2023年6月22日 公開

【小島武仁×齋藤幸平】「日本経済」をRethinkせよ

【Presented by Rethink PROJECT】
私たちが現在、そして未来に直面する様々な問題。
未来の為に、もう一度掘り起こし、考え直す番組「RethinkJapan」
今回のテーマは「日本経済」、小島武仁氏×齋藤幸平氏をゲストに過去から未来を見つめ直します。
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大量のデータと計算力の登場により、単一の貨幣を媒体にしなくとも財やサービスの交換を成立させることができるようになったことで、貨幣を介在せずとも様々な複雑なマッチング調整がメカニズムとしてできるようになってきた。その社会意思決定は、貨幣を介在しないという意味では資本主義ではないし、細かいメカニズムデザインを行えば結果をコントロールできるという意味で計画経済的な社会主義にも似ているが、これは別の形の市場であって、市場の否定でも新自由主義の否定でもないと思いました。

幼稚園や学校、あるいは出会い系のマッチングの様に、各エージェントの選好順とルール策定側の優先順位がはっきりしていて、財力のある人が極端に有利にならないような結果平等にコンセンサスを得やすい問いではマッチングはある程度有効になるとは思うけれど、例えば公共性の高い電力システムを、電力量、調整力、予備力、環境価値などをパラメーターにマッチングで構成できないかと考えると、うまく設計できれば実現するけれど、メカニズム設計の権益が大きすぎて、意思決定者の意思決定問題から逃れられないような気がする。

生活がギリギリの大多数の人たちからすると、労働時間を絞るとか分配が重要という発想は、効用の「生産」よりもブルシットジョブで「搾取」する側にいる人達の論理に聞こえてしまう。生活に必要なものがある程度自動化されたとしても、農業・畜産・漁業、流通、食品、鉱業、医療、介護、ケア等のエッセンシャルワークはなくならない。

安価なエネルギーによって、膨れ上がった余剰付加価値の交換が経済の中心になってきたが、次第うにエネルギーコストの増加によりその限界が見えてきたために、経済行動等の表層で時代の転換のように見えているだけのような気がする。

人間の活動はナショナルな階層とグローバルな階層の権力闘争。時代によって何を幸せと考える人が増えるかは大きく変わる。働きすぎの幸福を考えるより、ワーカホリックな人が稼いだお金を生活苦の人にいかに回すかというのも大事かも。

斉藤さんの年収5000万円上限等の提案はさすがに危険だけれど、5000万円を超えた人の中から毎年ランダムに1%の人が5000万以上の部分を没収されるとかはありかも知れない。
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