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エクアドル新大統領が就任、暴力抑制や雇用創出を約束
高橋 真鈴拓殖大学 学生
エクアドルは単一国家であり、共和制である。1822年の独立後、クーデターによる政権交代は維持されているが、政情不安が継続していた。
エクアドルの治安悪化の背景には、麻薬取引が絡む犯罪組織が旧毒に勢力を広げていることが挙げられる。豊富な資金を持つメキシコやコロンビアなどの麻薬密売組織が、地元の組織と結託し、エクアドルの軍や警察を次々に買収し、各地の刑務所に武器を運び込み、麻薬取引の拠点としている。
既存政治からの変革を求める若者の支持を得ることに成功し、当選したノボア氏は、右派に分類され、保守的な政治家などから支持を得る。中小企業の活性化や、外国からの投資を呼び込み若者の雇用機会を増やす他、ITを活用した犯罪対策や腐敗防止も公約に掲げた。
南米チリ、新憲法草案の是非を問う国民投票で否決
高橋 真鈴拓殖大学 学生
チリではピノチェト軍事政権下で、自由主義的な政策が採用された。関税率を一方的に下げるなど貿易や投資の規制が緩和され、経済成長を成し遂げた。その後、1982年に中南米に信用危機が発生し、各国の経済が危機的状況になり、全国労働司令部が軍政への批判を開始したことで民政移管をした後も路線は変化せず、中南米で有数の豊かな国となったが、貧富の差が歴然だ。
2019年の反政府デモは、当時の右派政権が地下鉄料金を引き上げようとしたことが全国的に抗議デモにつながった。これを機に、ピノチェト時代に制定された右派よりの憲法を時代に合わせて改めるべきだという要求に、左派であるボリッチ大統領は格差是正や環境配慮を重点施策に掲げるなど、ピノチェト憲法打破を掲げ就任した。
ガイアナとベネズエラ「平和解決」で合意 エセキボ領有権巡り首脳会談
高橋 真鈴拓殖大学 学生
エセキボ地域は、油田が発見される前の英領時代の19世紀からベネズエラとガイアナとで領有権争いが長期的に行われてきた。その地域を実効支配しているのは、1899年の国際仲裁協定で当時はイギリス領だったガイアナであるが、エセキボ地域の東を南北に流れるエセキボ川が自然の国境であるとし、領有権を主張しているのはベネズエラである。
ベネズエラは世界最大の原油埋蔵量を誇っているが、トランプ前政権が2019年にベネズエラ制裁に動いたことで、ベネズエラの石油生産は低迷し、米国とベネズエラの石油取引は禁止されていた。その後、バイデン政権下で、ベネズエラ制裁は段階的に緩和された。米石油メジャーが関与するガイアナにベネズエラが介入すれば、米国が制裁強化に動く可能性も否定できない。
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