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AIサービス開発を通して見えてきたインテグレーション戦略とは
Ishii Tomモビルス株式会社 代表取締役
今回、TISさんと協業させていただいたスタートアップのひとつ、モビルスの石井です。 大企業とスタートアップのアライアンスって、難しいんですよね。 最初は盛り上がっても、途中で何故か話がしぼんでしまうこともしばしば。 ひとつには、初期の熱量が、様々な理由で互いに継続できないからです。 また、共通して言えることですが、プロジェクト推進の負荷は、多くの場合でスタートアップ側に期待されています。 その点、今回のTISさんとの取り組みは、まったく違いました。 例えば、開発では、私たちスタートアップ側に仕様を合わせていただけたところが多くありましたし、打ち合わせにしても双方のオフィスで交互に行っていただくなど、様々な面で配慮を感じました。 これは本当に珍しいことです。 「TISさんは誠実な会社だなぁ」 プロジェクトを通じて、私はそう感じました。 これは、織田村さんを始めとしたプロジェクト担当の方々はもちろん、その他のTISの社員の皆さんから感じられたことです。 システム・インテグレーターからサービス・インテグレーターへ。 これは実は、大変なマインドチェンジだと思います。 それでも、誠実なTISさんだからこそ、うまくいくような気がしています。 その変革に向けてアライアンスを組ませてもらえることは、我々にとって大きな喜びです。 モビルスでは、様々な人工知能と連携したチャットボットを開発していますが、DialogPlayはエンジニアでなくても簡単にシナリオが作成・変更でき、とても使いやすいツールです。 チャットサポートでは、よくある質問や定型的な処理業務をチャットボットに任せることで、チャットオペレーターは相談や込み入った質問、クレームなど、人ならではの対応に集中できます。この自動と有人のバランスを最適化したハイブリッドサポートによって、顧客の求める高いサービス品質を保てるのです。 その点、DialogPlayを使えば、チャットオペレーターが日々のサポート業務で自動化できる業務を自らシナリオ・FAQ設定によって簡単にチャットボット化できます。 私たちは、AIやチャットボットをブームで終わらせることなく、人手不足に悩むサポート業務で使える価値あるソリューションとして提供しなくてはいけません。 今後もWIN−WINの連携・協業を進めさせてください。
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