怒りを消す技術。
こんにちは!
虐待問題の解決を目的とした株式会社RASHISAの代表をしている岡本と申します。
以前、知人の方に「おかしょーさんって事業も人柄もとても優しいと思うのですが、怒ったりしないんですか?」という質問をいただきました。(おかしょーは私のニックネームです。またとても嬉しいお言葉をありがとうございます!)
ちょうどその時私は自分の「怒り」という感情をコントロールする訓練をしていたのです。実際に今では怒りという感情はほとんど湧かなくなりました。
そこで今回は私が行っていたこと、行っていることをシェアしていきたいと思います。
怒ることによるデメリット
私は「怒る」ことによるメリットは一切なくデメリットばかりだと考えています。
・自分がイライラする。
・同じ空間にいる人にもそのイライラが伝わってしまう。
・結果的に皆んなイライラしてしまう。もしくは不快に思う。
このような悪循環に陥ってしまうのが「怒り」という感情です。
ですので、できることなら「怒らない」ほうがいいですよね。
それでは「怒らない」ことができるのでしょうか。
私自身は怒りを表に出すことやそもそも怒ることがほとんど無くなってきました。
なぜ人は怒るのか
そもそも何故ひとは怒ってしまうのでしょうか。怒りとは何なのでしょうか。
私は、怒りとは期待値のズレであり、怒りとは目の前の行為に対する感情だと考えています。
1つの例を挙げます。
以前、ニュースでぶつかり屋という人がいるというのを目撃しました。
実際に私もぶつかられた経験があります。駅構内などで、意図的にぶつかってくる人がのことです。
地方出身の私はかなり驚きました。何故なら、私の地元にはこのような人はいなかったからです。それが無意識化にある、駅を歩いている人に対する期待値です。
駅を歩く人はぶつかってこない。という自分の期待値に対して、意図的にぶつかってくる人。そのぶつかるという行為に対して私は怒っていたのです。
この行為に対する期待値のズレが怒りの原因です。
しかし、「怒り」をコントロールする技術を取得してからは怒りを感じなくなりました。
※大前提、ぶつかる行為はダメです。調べてみたのですが犯罪の可能性があります。暴行罪、傷害罪、迷惑防止条例違反、詐欺罪などにあたる可能性があります。ですので、今回の記事はぶつかり屋を助長する内容ではありません。
怒りを消す方法
怒りを感じない方法ではありません。
怒りを表に出さない方法です。
それを私は怒りを学びに昇華させる方法と呼んでいます。
解説に入ります。先ほど、述べたように怒りとは目の前の行為に対する感情だとお伝えしました。
しかし、物事には目の前の行為には現れない、目に見えない背景というものが存在します。そこに着目するのです。
なぜ、この人はぶつかってくるのだろう。
きっとこの人は嫌なことがあったのだろう。
どうやったらこの人は "ぶつかること以外" で気持ちを発散できるのだろう。
このように「背景」を想像して自分の思考力を鍛えます。
これは今回のことに限らずあらゆることで実践できるトレーニングです。
街で見かける発言。
SNSで見かける発言。
上司とのコミュニケーション。
家族とのコミュニケーション。
友達とのコミュニケーション。
パートナーとのコミュニケーション。
もちろん、私も最初からできたのではありません。少しづつできるようになったことです。
想像力は優しさに変わる
このようなトレーニングを続けることで、怒りを感じた時に「イライラ」が「何でだろう?」に変わっていきます。
そして、その積み重ねを行うことで怒りを表に出すことが減っていきます。また、その先には怒りという感情がなくなります。私も数年前に比べて少しづつその領域に達してきました。
怒りの感情の代わりに養われるもの。それが想像力です。想像力は優しさに変わると考えています。
人の想いを、背景を想像する。
その技術があるだけで、多くの涙が世の中から消し去られていくと考えています。
当トピックのテーマは「ダイバーシティ」です。
その目的の1つがこちらです。
あらゆる人の「背景」を知ることで、あらゆる涙や悲しみが減らせると考えています。
ダイバーシティという大きな言葉を使わなくとも、まずは目の前の事柄に対して一生懸命向き合っていきます!
更新の通知を受け取りましょう
投稿したコメント