きっかけは親になったこと
選手インタビュー シーズン①-1
『まあ、子供が生まれたのも正直、あるんですけど。子供に何かしたいっていうのがずっとあって』
人それぞれに人生の転換点はあって、この選手は子供が生まれたのがきっかけに、自身の選手としてのパワーを存分に、未来ある子供達に使おうと決意していました。
スポーツ業界をどうしたらスポーツ×ビジネス体質に変えられるか?
悩んだ末に生まれた、まずはユーザーインタビュー。
まずはこの業界を最高に盛り上げてくれるサプライヤー、選手たちに話を聞くことになりました!
自分以外の存在
『私たちは正直いい思いをしすぎている気がする。もっと子供達に還元をしたい…』
これを聞いた時は、それだけの努力をしてここまできているのでもちろん良い思いをする権利ある…と咄嗟に思ってしまいましたが、その選手と私との違いは『親になった』ということ。
その選手にとっては親になったことによって、自分以外の存在にも強く意識するようになったからこその考えなのか?と思いました。
その選手にとって、バスケット以外の時間に何かに貢献したいと思った瞬間は、
『親になったとき』でしたが、彼の思いついたアイディアはかなり大きなものだったため、当時を振り返ると『もし1人で0からやるとしたら、今年競技との両立はできていなかった』といいます。
話をよく聞いてみると、その選手が所属するチームには選手のアイディアや、選手が考えた社会貢献活動を形にする4〜5人の部門がチーム内に存在するという。
私は、『なんちゅう、、最高なチームなんだ、、、泣』と心の中で感動しながら、
後々このことについて、考えてみました。
環境が先か、意思が先か?
『もしそういったサポートが無かったら?このプロジェクトはできていた?』
『チームからきっかけがあったからできた。自分1人ではそこに割ける時間も人脈もなかった。結果的にはみんなで作り上げたプロジェクトという感覚が強かった。
選手の時間は絶対手を抜く事はできない。だからこそ選手は時間の使い方が大切』
以前トピックスお話ししましたが、選手にとっては時間は、ないように思えて、実はあるんだけど、毎日の肉体的疲労や、時間の使い方をみんなが習っているわけではないので、やはり無いと感じるもの。そんな中で自身の価値を上げて持っているパワーで周りに貢献するには、それを支えてくれるプロジェクトチームの存在は非常に重要です。
こうしてみると、選手が競技以外で社会に貢献するような活動や、収益を得る活動をするときには、人脈やチームの理解など、周りの環境がいかに協力的か?という影響は大きいです。
しかし、どれだけ選手のサポート体制がしっかりしているかどうか?を各競技に求めてしまうのはまた違うと思います。チームのサポート体制がしっかりしていても、
『自然(じねん)タイプの人や一部可燃タイプの人』は助かっていても、そうじゃない選手には、おそらくそのサポート体制をどう利用して良いのかわからないからです。
個人スポーツだと、自らどう動くかは自分で決める必要がありより自身の意思が必要になります。
サポート体制があれば最高だが、私たちがやらなくてはいけないのは、環境を整えるだけではいけない…。一つユーザーインタビューで得たことになりました。
まとめ
人間にとって環境による変化はとても影響を受けやすく、
チームから『何かやってみたい活動はありますか?サポートできます!』と聞かれたら、
日頃から『自分にできることは何か?選手の価値とは?』と自問する選手にとっては
最高の環境です。このチームはベストプラクティスとしてもっと日本、世界の皆さんに知ってほしいと思いました。
しかし、すべての競技でその環境が整うには、時間もかかり、うまく機能するかもわかりません。『選手としてその競技を盛り上げて、終わった後も何かしらいい影響力を持てる人になりたい』と答えるその選手のために!そんなチームのために!
『スポーツの価値をさらに上げる』をミッションとした私たちができることを
まだまだ考えていく必要があると思いました!
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
更新の通知を受け取りましょう
投稿したコメント