【山口周】社会が求める『新しいビジョン』のデザイン法とは？

独立研究者・著作家・パブリックスピーカーである山口周氏によるプロジェクト「ビジョンクエスト」のシリーズ初回。
本セッションの中で山口氏より、こんなデータが提示された。“現在の社会は「９割の人が物質的に満足している」”。
山口氏曰く、人々は、今の社会に満足している為、課題や解決すべき問題が少なくなり、新たなビジネスを生み出す事が困難な状態にあるという。

そこで、今求められているのが…「新しいビジョン」。

今回は、そんな「新しいビジョン」を生み出し、成功した実際の事例を交えながら、ビジョンをどうデザインし、生み出していくのか？
その具体的な方法を山口氏が佐宗邦威氏と共に徹底的に解説してくれる。

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中里基

NewsPicks 執行役員 CFO / CHRO

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ビジョンというふわっとした概念を番組コンテンツに仕立てる時点で、それは再現性を持ちロゴスの領域に入っていくように思います。

よく論理か情理かとか、ロジカルかエモーションかとか、ロゴスかパトスかとか対立概念として語られるけれど、本質的には場面による使い分けであり、もっと踏み込むと内包し合うもしくは統合できるものだと感じます。

ただその統合は異常に難しく、ビジョンクエストはその統合実践に向けた大きなチャレンジだと思う。次回も楽しみです。

(いみじくも山口周が番組最後に発散と収束という言葉や階層構造で話法を組み立てていて、ビジョンクエストでそれ言うんだと思った一方で、やはりロゴスとパトスを行き来していてとても共感もした)