Coffee Break with Startups
フランスのゲームパブリッシャー「Voodoo(ブードゥー)」が、写真共有SNS「BeReal(ビーリアル)」を5億ユーロ(約844億円)で買収すると発表しました。
BeRealは毎日ランダムな時間にプッシュ通知が送られてくると、2分以内に自撮りを行い、投稿しないといけないサービス。飾らない日常の様子を投稿し合う仕組みに、Z世代(1990年代半ば〜2010年代生まれの人)が魅了されていました。
今回、BeRealを買収したVoodooとは一体どのような会社なのか、紹介します。
サムネイル画像:Voodooメディアキット
☕️coffee break
華やかなライフスタイルを切り取り、フォロワーやいいねを獲得するインスタグラム。
丁度日本でもZ世代のトレンドランキングにBeRealがランクインして注目していたところですが、5億ユーロで買収ということを考えると、やはりマネタイズの仕組みが弱い関係でビジネスのスケールが単独では難しいという判断だったのかもしれません。
ゲーム会社が買収とのことなので、BeRealの性質がよりゲーム的な方向にシフトしてアイテム課金等の活路を模索するということなのかもしれません。
若い世代がこの変化で離脱するのかどうかがポイントになりそうです。