JINSさんの新オフィスへ遊びに行きました

2024年2月8日
全体に公開

田中社長がアートへの取り組みを続けるJINSさんの新オフィスが完成しました。一階にはカフェ、3Fにはギャラリー、最上階にはサウナ!?まで備えています。今回はギャラリーを見学しました。

出所;株式会社ジンズホールディングスプレスリリース2024年1月12日
出所;株式会社ジンズホールディングスプレスリリース2024年1月12日
長谷川祐子氏からのコメント 「3階の商談室を兼ねたギャラリースペースは、アーティストの創造性とビジネスの中の発想や創造性がアクチャリテイをもってクロスする場所。エレベーターを降りて広がるホワイトスペースは扉の向こうに待っているビジネスの交渉とアイデアの交換のための『エネルギーと感性を充填する準備空間』です。年に2回の展示プログラムを通して、日常を見るまなざしの感度を上げ、少し先の未來へと踏み出すインスピレーションを与えるアートが展開されます。 第一回は若手作家3人のコラボによる映像インスタレーション、UFOの発見にまつわる物語が、優雅に変容する抽象絵画のように複数のスクリーンに分散されます。NFTやテクノロジー、audio visualを駆使する彼らの創造は、若手育成を重視するJINSの企業方針や視点につながっています。」
出所;株式会社ジンズホールディングスプレスリリース2024年1月12日

JINS “Second Genesis” ―第二創業「あるべきすがた」―クリエイティビティを刺激する多彩なアート、従業員用サウナ。挑戦のための新社屋がついに完成!

長谷川祐子氏キュレーションで若手作家の映像インスタレーション「Gravitation」(立石従寛氏、松田将英氏、保良雄氏)が展示されていました。落下して割れたカップとソーサーがディスプレイの中で出会うコンセプトで制作されており、昨年5月に下北沢で展示していた作品の続編になります。各部屋は商談室の役割も備えているそうです。

展示内容は変わっていくようなので、企業が若手作家を取り上げる機会が増えていくことが楽しみです。

引っ越しプロジェクトはJ!INS PARKでも公開されており、建築家 高濱史子氏とJINSの皆さんが取り組んだ「壊しながらつくる」奮闘記を拝見することができます。

URL:https://park.jins.com/tag/hikkoshi/

出所:「いまからでも間に合う!「たった2キロの長い旅。」あらすじと人物相関図」J!INS PARK
田中「いまのご意見を僕なりに咀嚼したんですが、吹き抜け階段そのものをアートにするのはどうでしょう!? 建築としての階段じゃなくて、アートとして、存在自体を楽しめるものにする。おもしろいものができそうな気がしませんか。もしもですよ、このプランでいくとして、まずなにを変えればいいですかね?」
出所:「快適さVS.違和感? 「美術館の中で働く」ため、アートのプロに力を借りに行きました」J!INS PARK
長谷川「わたしなら、鉄柵をガラスにして、天井を白く塗って、空間の情報量を減らします。床も白にして、光を回すことで調光機能を持たせて。……でも、こんなに好き勝手言っちゃって。スケジュールもタイトですし、みなさんでここまでお考えになって決めたことですし」
出所:「快適さVS.違和感? 「美術館の中で働く」ため、アートのプロに力を借りに行きました」J!INS PARK
  田中「いやいや、長谷川さん! 我々はこのプロジェクトを通して、いろいろなプロフェッショナルの方から教わって、勉強して、どんどんアップデートしていきたいんです。スケジュールはなんとかなります。いや、します。ですから、ご提案のとおりどこか1か所のキュレーションと、吹き抜け階段部分の監修をお願いしたいです」
出所:「快適さVS.違和感? 「美術館の中で働く」ため、アートのプロに力を借りに行きました」J!INS PARK

快適さVS.違和感? 「美術館の中で働く」ため、アートのプロに力を借りに行きました

この苦労を経て素敵なオフィスになっていました。椅子の収納がおしゃれ。

田中氏は前橋でもアートプロジェクトを実施されており、アーツ前橋(「ニューホライズン展」2023/10/14~2024/2/12)やリノベーションしてコレクションを展示する白井屋ホテルが連携したイベントになっています。

袴田京太朗《ジュリアン-Scatter》
スプツニ子!《トランスフローラ》
山口歴《MÖBIUS NO. 17》 
レフィーク・アナドール《LAの風/太平洋/カリフォルニアの風景》
オラファー・エリアソン《4つのサンクッカーライト》
川内理香子《sunshine》
ザドック・ベン=デイヴィット《見たことはあるが会ったことはない人びと》

アーツ前橋を出るとすぐそばに藤本壮介氏の設計で生まれ変わった白井屋ホテル

SHIROIYA HOTEL 白井屋ホテル on Instagram: "Artworks Welcoming Guests at the Reception Area ホテルのフロントとロビーにあるアートをご紹介。 ・フロント 杉本博司 / HIROSHI SUGIMOTO ガリラヤ湖、ゴラン / Sea of Galilee, Golan *1枚目の画像はご本人です。 杉本博司さんが世界中の水平線を撮影している「海景」シリーズの中でも希少な湖を写した作品。 ガリラヤ湖は、キリストが湖上を歩いた奇跡の土地だといわれています。ホテルの再生や前橋の活性化(奇跡)を願い杉本さん本人が選んでくれました。 フロントの後壁は、光が入り作品を設置するのにとても難しい場所です。そこで、美術館での展示さながら、原寸模型をつくり、光の反射角度を研究し、どの位置からも美しく見える位置に作品を設置しました。 ・ロビー1 RYAN GANDER / ライアン・ガンダー By physical or cognitive means (Broken Window Theory 02 August) 80年代にニューヨークで発表された「割れ窓理論」から着想を得て制作された作品です。 複数の割れたガラス板を重ね、黒いダクトテープで補修してあり、総重量は260キロもあります。 作品の内側には作品についての説明を記したフォーチュンクッキーの紙が隠されていますが、その解説を見るには作品を解体しなければならないので、誰にも見られることなく作品の中に存在し続けます。 ・ロビー2 蜷川実花 / Mika Ninagawa 残照 ⽣命のサイクル、新たな再⽣、繁栄と衰退、明と暗、⼈⽣や世界の移ろいの無常感など、花をモチーフに表現した蜷川実花さんの⽴体作品です。 造花とは思えない生命力溢れる作品は、白井屋ホテルに立ち寄られたどなたでもご覧いただけます。 #soufujimoto #art #architecture #contemporaryart #japan #gunma #maebashi #theplaceofencounter #architecture #japantrip #jaspermorrison #白井屋ホテル #藤本壮介 #建築 #アート #アートホテル #デザインホテル #群馬観光 #前橋観光 #群馬 #前橋 #前橋市 #杉本博司 #ガリラヤ湖 #RYANGANDER #ライアンガンダー #割れ窓理論 #蜷川実花 #残照 #海景"
373 likes, 0 comments - shiroiyahotel on February 10, 2024: "Artworks Welcoming Guests at the Reception Area ホテルのフロントとロビーにあるア..."
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ART GUIDEも公式サイトに掲載されています

蜷川氏の作品

他の会場でも蜷川作品を観ることができました。

商店街とも連携しており散歩するだけでも面白かったです。田中仁財団の「前橋まちなか活性化プロジェクト」が様々な活動を行っており、また遊びに行ってみようと思います。

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