JINSさんの新オフィスへ遊びに行きました
田中社長がアートへの取り組みを続けるJINSさんの新オフィスが完成しました。一階にはカフェ、3Fにはギャラリー、最上階にはサウナ!?まで備えています。今回はギャラリーを見学しました。
長谷川祐子氏からのコメント 「3階の商談室を兼ねたギャラリースペースは、アーティストの創造性とビジネスの中の発想や創造性がアクチャリテイをもってクロスする場所。エレベーターを降りて広がるホワイトスペースは扉の向こうに待っているビジネスの交渉とアイデアの交換のための『エネルギーと感性を充填する準備空間』です。年に2回の展示プログラムを通して、日常を見るまなざしの感度を上げ、少し先の未來へと踏み出すインスピレーションを与えるアートが展開されます。 第一回は若手作家3人のコラボによる映像インスタレーション、UFOの発見にまつわる物語が、優雅に変容する抽象絵画のように複数のスクリーンに分散されます。NFTやテクノロジー、audio visualを駆使する彼らの創造は、若手育成を重視するJINSの企業方針や視点につながっています。」
「JINS “Second Genesis” ―第二創業「あるべきすがた」―クリエイティビティを刺激する多彩なアート、従業員用サウナ。挑戦のための新社屋がついに完成!」
長谷川祐子氏キュレーションで若手作家の映像インスタレーション「Gravitation」(立石従寛氏、松田将英氏、保良雄氏)が展示されていました。落下して割れたカップとソーサーがディスプレイの中で出会うコンセプトで制作されており、昨年5月に下北沢で展示していた作品の続編になります。各部屋は商談室の役割も備えているそうです。
— Satoshi Noguchi | 起業準備中の美大生 (@satoshinog) February 8, 2024
展示内容は変わっていくようなので、企業が若手作家を取り上げる機会が増えていくことが楽しみです。
引っ越しプロジェクトはJ!INS PARKでも公開されており、建築家 高濱史子氏とJINSの皆さんが取り組んだ「壊しながらつくる」奮闘記を拝見することができます。
URL:https://park.jins.com/tag/hikkoshi/
田中「いまのご意見を僕なりに咀嚼したんですが、吹き抜け階段そのものをアートにするのはどうでしょう!? 建築としての階段じゃなくて、アートとして、存在自体を楽しめるものにする。おもしろいものができそうな気がしませんか。もしもですよ、このプランでいくとして、まずなにを変えればいいですかね?」
長谷川「わたしなら、鉄柵をガラスにして、天井を白く塗って、空間の情報量を減らします。床も白にして、光を回すことで調光機能を持たせて。……でも、こんなに好き勝手言っちゃって。スケジュールもタイトですし、みなさんでここまでお考えになって決めたことですし」
田中「いやいや、長谷川さん! 我々はこのプロジェクトを通して、いろいろなプロフェッショナルの方から教わって、勉強して、どんどんアップデートしていきたいんです。スケジュールはなんとかなります。いや、します。ですから、ご提案のとおりどこか1か所のキュレーションと、吹き抜け階段部分の監修をお願いしたいです」
快適さVS.違和感? 「美術館の中で働く」ため、アートのプロに力を借りに行きました
この苦労を経て素敵なオフィスになっていました。椅子の収納がおしゃれ。
田中氏は前橋でもアートプロジェクトを実施されており、アーツ前橋(「ニューホライズン展」2023/10/14~2024/2/12)やリノベーションしてコレクションを展示する白井屋ホテルが連携したイベントになっています。
アーツ前橋を出るとすぐそばに藤本壮介氏の設計で生まれ変わった白井屋ホテル
ART GUIDEも公式サイトに掲載されています
蜷川氏の作品
他の会場でも蜷川作品を観ることができました。
商店街とも連携しており散歩するだけでも面白かったです。田中仁財団の「前橋まちなか活性化プロジェクト」が様々な活動を行っており、また遊びに行ってみようと思います。
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