2021/7/27

【Q&A】意外と知らない「ワクチンパスポート」15のポイント

NewsPicks 記者
「ワクチンパスポート」の申請が7月26日から始まった。
ワクチンパスポートには、経済の早期回復の手段として期待が集まっている一方で、偽造行為や差別なども懸念されている。
そもそもワクチンパスポートとは何なのか。どのような利用方法や課題が考えられるのか。Q&Aでアップデートしよう。
INDEX
  • Q1. そもそもワクチンパスポートって?
  • Q2. どんな形式の証明書?
  • Q3. 偽造対策は?
  • Q4. 申請方法は?
  • Q5. 何日かかる?
  • Q6. お金はかかる?
  • Q7. 職域接種も取得できる?
  • Q8.申請できない人はいる?
  • Q9. 何カ国で使えるの?
  • Q10. 有効期限はある?
  • Q11. アプリでは使えない?
  • Q12. 国内では使えない?
  • Q13. 差別の懸念は?
  • Q14. 感染リスクは?
  • Q15. 変異株にどう対応する?

Q1. そもそもワクチンパスポートって?

「ワクチンパスポート」は、新型コロナワクチンの接種を受けたことを証明する証明書。正式名称は「新型コロナウイルスワクチン接種証明書」と呼ぶ。
ワクチンパスポートは、外国への入国時に提示することで、陰性証明や隔離措置などが免除される。
この制度の主体は厚生労働省で、発行するのは申請者が住む市区町村だ。

Q2. どんな形式の証明書?