【厳選7社】いま投資すべきは「地味な会社」なのだ
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今回、この企画をやるにあたり、いい会社、いい経営者の基準とは何か、有識者の方々にお聞きしました。皆さんから出てきた答えは──「評価するのは難しい」ということ。さまざまな複合要因があり、経営施策がすぐ効果を表すわけでもないからです。
でも、「就任期間中、時価総額をどれだけ上げたか」は一つの指標になるとの意見をいただきました。
そこで、社長就任期間中の時価総額上昇率を調べ、そこから日経平均の上昇率を引いてランキングを作ってみました。すると、面白い結果が出ました。派手さはないけれど、着実に成果を上げている会社が上位にたくさん入っていたからです。
今回は、その中から7社を選び、経営者にスポットを当てて紹介させていただきました。経営者という切り口で会社を見ると、一つのリリースからドラマや紆余曲折なども感じられて、企業をより身近に感じられるかもしれません。最近はあまり見ませんが、一時期マイケル・ポーター教授を中心に「業績を因数分解」することが行われました。為替などの環境の効果X%、業界・競争の効果Y%、経営の効果Z%、といった具合です。いまこそそういった分析ができると面白いのですが。
NPではあまり取り上げられないBtoB製造業が多くてよいですね。在任期間中の株価上昇なので、オーナー企業は対象外なんでしょうが、継続的な株価上昇という観点で見れば別の顔ぶれもあるでしょう
一方でここにある数字は当然ですが過去のものであり、現任社長の功績の面が強い場合は代替わりしてどうなるかわからない、今株を買うべきかはわからない場合もあります
今日上がってる企業は構造的な強みを持っている企業が多いように見えますが、過去上がってるものを買えみたいな誤解を与えそうで少し心配です