米アップル、生産拠点を中国外に移す計画加速
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Appleが生産の脱中国の検討を加速させているという記事。
下記の記事や、そこでコメントした点とも重なる。逆に、これまで進んでこなかった、進めるのが難しい理由もあるわけで。その理由を超えて、リスクやリスク対応コストが増えて、合理性が出てきているということ。
一方で、実際にやる、どれだけできるかというのは、今後の注目点。
【ゼロコロナ】iPhone工場から逃げ出す中国人労働者
https://newspicks.com/news/7855153
※下記英語記事からコメント転載
https://newspicks.com/news/7864409
注目のコメント
記事で指摘されている,数年来の米中間の関係悪化や中国での製造コスト上昇に加えて,東南アジアでも精密機器を作れるだけのインフラが整ってきたことが背景にあると考えます.
これまで軽工業品を中心にだいぶシフトが進んできており,コンテナ輸送では東南アジアのシェアが高まっています.アップルの製品ですと大半は航空貨物だと想像されますが,航空貨物のシェアも今後は増えていくことになります.追記:
そもそも組立型の低付加価値産業を日本に誘致することは反対で低賃金の労働者を増やすだけかと。
むしろ日本の強みである実装設備のシェアを競合のASM等に奪われないようにインド・ベトナムでどうサポート拠点を作っていくか、あるいはリモートでのサポートをどう実現していくのか、または材料分野でのサプライチェーンをどう確立していくかが重要なんではないでしょうか。世界を代表する米企業(米国企業だからこそ特別な意味がある)によるこのような動向が、中国国民によるボトムアップの抗議デモとケミストリーを奏で、習近平政権指導部に対して「健全な外圧」をかけ続けることによって、中国が、世界と対話・共存できるという枠組みで、市場経済と改革開放を堅持するのがベターな局面でしょう。