トヨタ リモートワーク原則の新制度 育児や介護と両立可能に
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以下に引用したような内容の、すばらしい取組みです。
日本社会では「前例、他社事例」が求められることが多いので、こういった先行事例があれば、それに続く企業も出てくると思います。
大企業が自ら「ファースト・ペンギン」として飛び込むことは、すばらしいです。
(以下、記事中から引用)
こうした新たな働き方をさらに拡大するため、職場から遠く離れた地域に住みながらでも仕事と育児や介護の両立が可能になる、リモートワークを原則とした新たな制度を設けることになりました。
制度が適用されれば、例えば現在単身赴任している社員が自宅に戻って育児や介護にあたることが可能になり、住む地域も全国から自由に選ぶことができます。
また、これまでは通勤手当の支給は職場から自宅までの距離に上限がありましたが、この制度のもとでは上限を撤廃し、どうしても出社が必要な場合も通勤の費用は全額支給するということです。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
注目のコメント
すばらしいですね。
トヨタ自動車は社員の大多数が愛知県に勤務しています。
最近は夫婦ともに働くケースがほとんどなので、配偶者が他の都市(特に東京や大阪)に本社ある場合に、しかたなく退社するケースがありました。この制度を活用すれば辞めなくても大丈夫になりますね。
程度の差こそあれ、同じようなことは他の企業にも当てはまるのではないでしょうか。
私も31年間トヨタにおりましたが、トヨタの仕事の進め方はリモート勤務に向いているような気がします。
最近、私の友人(山本大平さん、元トヨタ自動車)が「トヨタの会議は30分」という本を書かれてベストセラーになっていますが、トヨタの会議は「この会議で何を決めるのか」が明快で「ダラダラした会議は悪」という認識が定着しています。
このようなことも現状の出勤率が20-30%で仕事が成り立っている背景にあるように思います。本当に羨ましい。
仕事の成果は超絶大事だけれど、子供にとって学童に行くのか親が家にいて帰って来れるのか、お帰りただいまが言えるのか、など、数字に現れない未来への影響も計り知れない。
リモートを、ただ単に身体が楽とか集中出来る出来ないとか、ZOOMがとか管理がとか、自分がいかに楽か成果が出せるかの視点ではなく、子育てや介護など仕事以外でも社会と共存している人達の視点に立って語られて欲しい。ちょっとしたことだけど、お昼休みに買い物行って、夜ご飯すぐに作れて夜子供と過ごす時間が増えたり、リモートは生活を変えてくれる。
希望すれば誰もがリモート出来る社会を目指したい。最近のトヨタは産業界のリーダー的な試みが増えて、そうしたことにはあまり関心のなかったように見える昔からすごく変わりつつあるように見えます。
これまではオフィスがデフォルトで、リモートにできるところをリモートという感じでした。むしろリモートをデフォルトにして、どうしてもできないところをオフィスにするという発想で見ていくと、またいろいろな可能性が出てくるのではないでしょうか。