【10分読書】これからのビジネスは、「無形資産」が鍵を握る

2020/5/23
本の要約サイト「フライヤー」とコラボし、毎週土曜日に話題のビジネス本の要約をお届けする「10分読書」。今回は、『無形資産が経済を支配する』(東洋経済新報社)だ。
ぜひ、週末のひとときで新たな知識を手に入れてほしい。(4521文字)
マイクロソフトの有形資産は1%以下
国の経済規模を表す「国内総生産(GDP)」は、消費+投資+政府支出+純輸出から求められる。この4要素のうち、好況・不況の引き金ともなり、またその影響を受けやすいのが投資である。というのも投資は未来に関わるものであり、金融政策や事業者の将来への見通し次第で変動するからである。
投資には、有形資産に対する「有形投資」と、無形資産に対する「無形投資」がある。しかしGDPにカウントされるのは有形投資のみで、無形投資は含まれていない。無形資産は、企業の財務諸表(バランスシート)にも表れない。
無形資産とは、物質的なモノではなく、アイデアや知識、社会関係といったものを指す。具体的に挙げると、次のようなものである。