【10分読書】ビジネスにも使える、「宮本武蔵」の5つの教え

2020/5/16
本の要約サイト「フライヤー」とコラボし、毎週土曜日に話題のビジネス本の要約をお届けする「10分読書」。今回は、『五輪書』(日本能率協会マネジメントセンター)だ。
ぜひ、週末のひとときで新たな知識を手に入れてほしい。(4309文字)
⓪そもそも「五輪書」とは
宮本武蔵(以下、武蔵)の生涯には、謎も多い。一説によれば、戦国時代の末期に岡山県北東部あるいは兵庫県南部に生まれ、13歳のころから兵法者と命懸けの勝負をしていたという。
21歳のときに京へ上った武蔵は、天下の兵法者と勝負を重ね、すべてに勝利する。中でも足利将軍家の兵法師範であった吉岡一門との戦いで、その名をとどろかせることになった。その後も諸国を回りながら武芸者と勝負をし、武者修行を続けていった。
武蔵は20代の最後に佐々木小次郎と勝負することになる。関門海峡の無人島の舟島(のちの巌流島)で、小倉藩の兵法師範だった小次郎を一撃のもとに倒すのである。
1640年、59歳で肥後熊本の細川家の客分となった武蔵は、以後没するまでこの地で過ごした。1643年の秋には霊巌洞にこもって『五輪書』を書き始めたが、約1年後に病に倒れる。
手厚い看護を受けたものの、1645年の春、『五輪書』を書きあげて間もなく息をひきとった。
『五輪書』は兵法を5つの道に分け、「地(ち)」「水(すい)」「火(か)」「風(ふう)」「空(くう)」の5巻として書きあらわしたものだ。要約では、「地」「水」「火」「風」「空」それぞれの巻の中から、いくつかの項目を取り上げる。
(提供:首藤光一/アフロ)
①地の巻