【プロピッカー】4月はイアン・ブレマー氏、伊藤穰一氏ほか7名

2018/4/2
2018年4月の「マンスリー・プロピッカー」のテーマは「国際ニュースを読む」。イアン・ブレマー氏、伊藤穣一氏など合計9人が就任します。本記事ではその概要や、各プロピッカーのプロフィールを紹介します。
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国際ニュースを読む

イアン・ブレマー
旧ソ連圏の政治研究でスタンフォード大学にて1994年に博士号を取得。同大学フーバー研究所フェローを経て1998年、地政学リスクがグローバルビジネスにもたらす影響について企業向けにアドバイスを行う専門コンサルティング会社ユーラシア・グループを設立、社長を務める。これまでの主要著書に『自由市場主義の終焉』、『「Gゼロ」後の世界―主導国なき時代の勝者はだれか』、『スーパーパワー ―Gゼロ時代のアメリカの選択』(すべて日本経済新聞出版社)などがあり、最新刊の“Us vs. Them: The Failure of Globalism” が4月に米国で出版予定。

いとう・じょういち
マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ所長。デジタルガレージ共同創業者で取締役。 インターネット事業への投資に携わり、これまでにTwitterなどネットベンチャー企業の事業展開、事業育成を支援。著書に『「ひらめき」を生む技術』(角川EPUB選書)、『9プリンシプルズ』(早川書房)、『教養としてのテクノロジー―AI、仮想通貨、ブロックチェーン 』(NHK出版新書)など。
みやじ・しゅうさく
地理講師&コラムニスト。現代世界の「なぜ?」を解き明かす形の授業が好評で、代々木ゼミナールの生徒アンケートで10年連続で全国1位を獲得。一部の講師しか担当できないオリジナル講座を持ち、その講座は全国校舎にサテライン放映もされている。高等学校の教員向けに、授業法を教授する「教員研修セミナー」の講師も長年務めている。主著『経済は地理から学べ!』(ダイヤモンド社)の刊行により、2017年度、地理学の普及・啓発活動の貢献度が認められ、日本地理学会賞(社会貢献部門)を受賞。
ながしま・あきひさ
衆議院議員(6期)希望の党政務調査会長。選挙区は東京21区(立川市、国立市、日野市、八王子市、多摩市、稲城市)で防衛副大臣、内閣総理大臣補佐官(外交・安全保障担当)、衆議院外務委員会筆頭理事等歴任。 その他に慶應義塾大学で修士号(憲法学)、米ジョンズ・ホプキンス大学SAISで修士号(国際関係論・国際経済学)取得、慶應義塾大学講師、中央大学客員教授。現在、日本体育協会理事、日本スケート連盟副会長・国際部長、東京都スケート連盟会長を務めている。
じんぼ・けん
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程修了(政策・メディア博士)。日本国際問題研究所研究員、日本国際フォーラム研究主幹などを歴任。近年は地域安全保障や抑止アーキテクチャ論を研究している。現在は、キヤノングローバル戦略研究所主任研究員・東京財団上席研究員・言論NPO客員研究員も務める。
そん・とんふぃ
京都大学法科大学院卒業後、弁護士として法律事務所ZeLo/株式会社LegalForceへ参画。在学中に立ち上げたNPO法人Mielkaの代表理事としても「JAPAN CHOICE」等の事業を続ける。World Economic Forum Global Shaperとして、東北・原発の視察等に従事。「法・政治・テクノロジー」が現在の3軸であり、「Technology, Data, Design for Civic Virtue」というアーキテクチャ設計が直近のテーマ。著書に『憲法の視点からの日韓問題』がある。

新規プロピッカー

ひらい・たくや
自由民主党所属の衆議院議員(7期)。内閣府(IT担当)大臣政務官、国土交通副大臣、内閣常任委員長、また、自民党では経済産業部会長、総務部会長、政務調査会副会長、広報戦略局長、ネットメディア局長などを歴任し、現在は自民党広報本部長、IT戦略特命委員長。「サイバーセキュリティ基本法」「官民データ活用推進基本法」などを議員立法で成立させるなど、IT政策における政界の第一人者として、我が国のIT政策を力強くリードしている。
あらき・ちはる
衆議院議員小池百合子公設第一秘書(秘書歴6年)。その後、東京都知事小池百合子事務所所長を務める。現在、東京都議会議員(中野区選出)として中野区で活動中。
なるけ・まこと
書評サイトHONZ代表。インスパイア取締役ファウンダー。1991年から2000年まで日本マイクロソフト社長。2000年より16年間早稲田大学ビジネススクールにて、客員教授として「トップマネージメントとイノベーション」講座を担当した。その授業を要約した『情熱の仕事学』(日経BP社)や、東洋経済オンラインに不定期連載している「成毛眞の技術探検」をまとめた『メガ!:巨大技術の現場へ、ゴー!』(新潮社)など著書多数。興味の対象は基礎科学。基礎科学からテクノロジーが生まれ、テクノロジーは社会を変革すると考えている。ベンチャーキャピタルとしてのインスパイアもサイエンスに近い分野に集中投資している。ユーグレナ、インターステラ・テクノロジー、Abeja、Specteeをはじめ、メディカル系ベンチャーにも投資中。
3月末で明豊さん、島田寛基さんがプロピッカーを退任なさいました。これまで、専門的なコメントをいただき、ありがとうございました。

また、マンスリー・プロピッカーとしてコメントをいただいた関治之さん、服部泰宏さん、市川文子さん、鈴木絵里子さん、加藤信介さん、1カ月間ありがとうございました。これからも引き続きよろしくお願いします。

藤本あゆみさん、木原誠太郎さん、森山誉恵さん、井上一鷹さん、安部敏樹さん、田端信太郎さんは、今後もプロピッカーとしてご活動いただきます。

次回の新規プロピッカーの紹介は、1カ月後を予定しています。プロピッカーについてのご意見、ご要望や自薦、他薦については、こちら〈 info@newspicks.com〉からお問い合わせください。