「泣きたくなるほど儲からない」遠隔診療、普及のカギは
2016/05/02, NewsPicks編集部
特集「ヘルステック百花繚乱」第2回
「泣きたくなるほど儲からない」遠隔診療、普及のカギは
2016/5/2
きっかけは昨年の厚労省通達
NewsPicksが年末年始に掲載した「2016年大予測」。医療業界の今年のテーマとして、産業医の大室正志氏とメドピア社長の石見陽氏がそろって挙げたのが、「遠隔診療」だ。
きっかけとなったのは、平成27(2015)年8月に厚生労働省が通達した、遠隔診療に関する事務連絡である。
医師法第20条では、医師が自ら診察しないで治療をしたり、診断書や処方箋を交付したりすることを禁止している。
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コメント
注目のコメント
「医療の質が担保されるのか」
「診療報酬があまりに低くて労働コストに見合わない」
「不正行為が隠れやすい」
など多くの問題が取り上げられていますね。
Masudaさんがコメントされているように、個人個人がセルフメディケーションへの意識を高めること、が世の中的にはとても大切なことだと思います。
健康寿命の延伸と医療コストの削減による医療インフラの維持のための一つのツールとして遠隔診療を上手に育てていかなければいけないと思います。医師会(平均年齢60歳以上)の先生方とお話すると『できない理由』を探すのに皆さん本当に熱心だなぁと思います。
『そこそこ食えてる人達』が変わるのって本当に難しい。
そう思います。厚労省の消極姿勢や診療報酬の問題など、基本は国はネガティブな雰囲気が伝わってくるし、どうしても医師会含めた「変わりたくない」面々が思い浮かんでしまいますが、ここで挙げられている対面でないと十分に診れない問題と、不正に繋がりやすいといつ問題は確かにあるのだろうから、そちらに答えないと、「イノベーションだ!」と叫んでも仕方なそう
前者はまずは繰り返しの人が対象でよいとは思いますが、今まで全く医者に行けなかった人が、不完全ながら診てもらうことはマイナスにはならないことを考えれば両面あるな、とは感じます
不正も根本原因は別で、ネットだからということではないため、そちらに対処すべきだし、ネットで不正がしにくい仕組みはいるのかもしれません
いずれにしろ、だからやらないのではなく、やることを前提にどうハードルを越えるかの議論をした方がよい気がします