【独占・副社長】トヨタ「全方位戦略」のすべてを語ろう
- EV「実需」は変わっていない
- トヨタが、言い続けてきたこと
- トヨタは、「EVで出遅れた」のか
- BYDには「リスペクトしかない」
- 車が「育つ」という感覚
- サイズ半分、原価も半分
- 「先見の明」があったわけではない
- トヨタの「本当の敵」は誰か
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3年ほど前、世界中がEVシフトしていくのに、トヨタはEVをやる気がないと世界中から批判されました。豊田章男社長が「敵はエンジンではなく炭素だ」と言ってもあまり響かず、時価総額でもテスラに4倍の差をつけられました。
翻って、今のトヨタは「褒め殺し」にあっている印象を受けます。営業利益4.9兆円(見通し)や時価総額60兆円は日本初で、EVではなくてトヨタが得意なHVへのシフトが起きている、との論調も見かけます。
では外部からではなく、当のトヨタからは今の世界はどう見えているのか。技術トップの副社長、中嶋氏の独占インタビューです。是非ご一読ください。
BYDの戦略は中国の携帯・スマホメーカーに似ています。日本企業はカメラの搭載とかネット接続とか世界に先駆けて行ったのに取り残された。政治力を含め、トヨタの横綱相撲はこれからが正念場のように思われます。
BYDやTeslaへの言及が興味深い。
日本企業がBig 3に追いついていった歴史も、段取り替えの圧倒的な早さによる多品種生産の実現で、モデルサイクルを早くできたことも一因にあったと思う。純粋にエンジニアとしての冷静・合理的な目線もあるように思い、他社の凄さを冷静に受け止めることは進化のために必要。
そしてそのうえで『単に優秀な人が集まって、工学的に正しいことをやれば良い製品ができるかもしれませんけど、大事なのは価値のある商品になるかですよね。』という言葉が印象的。エンジニアリングとしての合理性は前提として「価値づくり」までして顧客起点(=事業結果)としてナンボ。
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