【続・北尾】だから僕は「金融の次は半導体」に決めた
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注目のコメント
示唆に富むインタビューと思いました。特に以下のくだりは当然のことのようですが、言うは易しです。参考にさせて頂きたいと思います。
●僕はゼロからスタートして、25年間で時価総額約1兆円の企業グループを作ってきました。それができたのは、僕の思想哲学。それは、「顧客がいるかどうか」だとか、「顧客に受け入れられるかどうか」だとか。
●資金調達、会社を見る目、お客さんを見る目、マーケットを見る目、これらは金融業界であろうが、半導体業界であろうが会社経営という意味では同じです。
これを毎日本気で取り組み、会社を成長させていくということは本当に大変だろうと想像します。
また、北尾社長は企業としての徳、社徳を強調されています。
●SBIグループが目指す「社徳」、企業の人格とも言うべき「企業パーソナリティー」とはどういうものか。それは、経営者である私自身の倫理的価値観でもある「信」「義」「仁」の3つに集約されています。 「信」とは、社会や人の信頼を失うようなことをしないということ。「義」とは、正しいことを行うこと。そして「仁」とは、相手の立場になって物事を考えることです。
https://www.sbigroup.co.jp/sustainability/message.html
他の企業の模範となるべく、同社が半導体という古くて新しい分野で「社会問題の解決と持続的な社会の実現」に貢献して頂きたいと思います。「幾つになっても新しい事に挑戦したくなるんや、三木谷くんも一緒だろ」お会いした際に話しておられました。
証券/金融で大成功しても新たな挑戦する事は、格好良く尊敬します(支える幹部はじめ皆さんタイヘンでしょうが)。
〜先日お会いした際は、木原議員や平議員とフュージョンエネルギー件について熱心に議論されており、既に半導体の先まで視野に入ってそうな気もします好況よし、不況さらによし──。
インタビューで北尾さんが言及された松下幸之助翁の金言。私も幸之助語録で一番好きです。
不況時こそ、自社の課題を見つめ直す機会であるというある意味で発送のコペルニクス的転回です。
個人にとっても、うまくいってない時、または失敗したときこそ、謙虚になって反省して、それを受け入れるという意味では当てはまるのではないでしょうか。
ちなみに、駆け出し時代、ある中古機械業者が、「うちは投資が下手な会社で成り立っている。好況時に設備投資をして、投資が終わった時にはすでに不況。投資時の負債を返すため、せっかく買った機械を売りに売りにくる。逆に、好況時に投資を我慢して、不況になってからその機械を買う企業もある」と、赤裸々に語っていたことを今でも覚えています。
そう考えると、好況時に浮かれないことを含めて、「不況さらによし」となる。個人にとっても大変示唆に富むのため、頭に刻むようにしています。
インタビューとあまり関係のないコメントですみません笑