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米FDA、イーライリリーの肥満症治療薬を承認 英国でも

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  • 総合内科専門医・循環器専門医 医長

    GLP1aより痩せる、より悪心などの副作用は多い。

    肥満大国では重要。ただし、中止すればまた戻るので続ける必要があり、経済的に負担できる方が対象。

    ダイエット目的では、、、健康を害する副作用リスクの方が大きいと考えるのが一般的な医師の視点。もちろんそれがなにより大切という価値観の人もいるとは思うが。

    なお、個人輸入した薬剤による副作用は「医薬品副作用救済制度」の対象とならないことには注意。


注目のコメント

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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    ここで紹介されているチルゼパチドという薬は、GLP-1とGIPと呼ばれる2種類のホルモン(いずれもインクレチンという大きな括りに属するホルモン)のように作用して働く薬です。GLP-1として働く薬はこれまでも使われていますが、両者の作用を持つ薬としては、はじめてのものになるかと思います。

    このインクレチンと呼ばれるホルモンは、体の中のインスリンの分泌を助けて血糖値を下げるだけでなく、胃の動きを抑えるので、食事を摂れる量が減り、体重減少につながります。

    この薬は、皮下注射しなければいけない点がインスリンや他のGLP-1作動薬同様、障壁になると思いますが、体重減少への効果は、第3相試験の結果で著しく見られており、今後重宝される薬になりうると思います。

    懸念点は、GLP-1作動薬同様、肥満のない方への不適切なダイエットのために自由診療や個人輸入で用いられうることです。そこに健康へのベネフィットは考えにくく、むしろ悪影響が考えられますが、すでにGLP-1作動薬でも行われており、引き続き懸念されます。

    参考文献
    https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(21)01324-6/fulltext


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    順天堂大学医学部総合診療科 准教授

    この薬は血液にある糖分を尿から出してしまう作用を持ち、糖尿病の方に使われていました。その作用が肥満に効果がある事がわかり、肥満症治療薬としても有効性と安全性を示したことになります。

    肥満症も心血管イベントのリスクだったり、感染症の重症化リスクだったりと、生活習慣病の一つとして考えても良い状態だと言えるでしょう。肥満の治療では、胃を一部切り落として縮小させる様な手術まであり、医学的にもかなり画期的な薬です。

    美容目的に使われるケースが多い様ですが、その有効性と安全性は明らかではありません。医学的に必要とする方々に薬が行き届く様に流通を考えていく必要があるでしょう。


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    総合内科医 医学博士

    記事に登場するマンジャロ(チルゼパチド)は週に1回注射を行うGIP/GLP-1受容体作動薬という分野の薬で、2022年5月にFDAが承認して以降、同じく週1回投与のGLP-1受容体作動薬であるオゼンピック(一般名 セマグルチド)の供給不足も相まって米国では処方が急速に普及しました。これらの薬は肥満の患者に対して減量効果と血糖を下げる効果の両方が臨床試験で確認されており、今後の肥満患者の糖尿病治療で主流の治療になってくるのかもしれません。また、今後は心血管イベント抑制や腎保護作用など、その他のアウトカムの報告についても注目されています。


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