【スクープ】世界初の「線虫がん検査」、衝撃の実態
- WHO財団もサポート
- 衝撃の学会発表
- がん患者10人、全員「陰性」
- 体験者が語る「後悔」
- 「科学的根拠」アピールで事業拡大
- 職員も知らない「アルゴリズム」
- 内部資料が明かす驚きの実態
- 検査は「サイコロを振るようなもの」
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医療者の間では(実態として企業のどこに問題があるかは分からなくとも検査自体に大きな問題があることは)よく分かっていたことであり、衝撃でも何でもない話です。しかし、それを真っ向からスクープとして取り上げていただいたことに医師の1人として感謝したいです。
この先もこの検査を受ける人がいる限り、恩恵を偶然受ける人の数をはるかに上回る数の、害やリスクを受ける人が生じることが強く懸念されます。もっともっと明るみに出て、しっかりとした外部評価が入り、これから害を受ける人をその害から守らなくてはいけません。この検査が将来的に全く可能性がないと言うつもりもありませんが、今この現状で拡大すべきでない検査であることは明らかです。
記事を読む前にコメントをご覧になった方は、ぜひ記事を読んで、まず知ることからはじめてください。このようなビジネスを「流行り」や「よさそうだから」で広げては絶対にいけません。
Deeptechスタートアップが増え商業的に注目を集めているいる一方で、その技術的な評価はなかなかオープンにはならない問題について、このような検証記事が出るのは非常に意義深いと思いました。保険者目線での話をすれば、近年線虫検査に限らず、健保組合が被保険者や事業所からのニーズで、toCマーケがつよいガンのバイオマーカーやリキッドバイオプシーを入れるケースが増えています。しかし実際にはあまりも偽陽性が多く医療費抑制どころか高騰につながる事例は非常に増えていると聞きます。コンシューマニーズだけではなく、保険者としては選択肢が増える中でより一層エビデンスに基づいた判断が必要になると感じています。
これね、流行ってない人間ドック施設に「これを導入したら、洗いざらい精密検査を受ける人が増えますよ」って売り込んでるんですよ。原価率90%以上で。でも、流行ってない人間ドックだから線虫検査を受けにくる人も来ないんですけどね・・
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