2023/7/26

【驚愕】住宅ローン7%、でも「住宅販売が堅調」の怪

NewsPicks マクロ・マーケット担当記者
日銀次第でいよいよ、日本でも金利が上がるかもしれない──。
中でも消費者が一番、関心を抱くのは住宅ローン金利だろう。一般的には、金利が上がれば家を買いにくくなる。
そんな未来が先に訪れたのがアメリカ。FRBの利上げの影響で、住宅ローン金利は2022年に入って急上昇した。
30年固定の住宅ローン金利は足元で約7%。1000万円の住宅を30年固定ローンで買った場合、支払総額は約2400万円にもなる。
それなのに、新築住宅の需要は堅調を維持している。
ここでも”セオリー”の逆を行く米経済。その謎を解き明かす。
INDEX
  • ”アホ”でも買わずにいられない
  • 誰も予想しなかった堅調
  • 中古が枯渇
  • 機を見るに敏
  • 住宅活況の恩恵を取り込む日本企業
  • 後発クボタの”売り”
  • 徹底的に攻める