【ドルトン東京・前編】当たり前を塗り替える。開校5年目の挑戦
- 今の教育の課題は「100年前と同じ」
- 個を尊重する「ハウス」制
- 教科書の順には学ばない
- 先生も生徒も探究する場
- 先生の兼業は「大歓迎」
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「うちは先生の兼業もウェルカムです。企業で何かのプロジェクトをやっていて、教員免許も持っている人が学校で先生として教えてくれれば、生徒も、より社会の本物に触れることができますから。」→考えてみれば教師は業界が規制でガッチリと定義されていて競業避止の境界が明確であり、大きな予算の執行をするわけでもないので利益相反が生じることも稀で、兼業に極めて向いている職業ですね。Teach for Allとは逆の発想で興味深いです。
本日から2日間、ドルトン東京学園校長・安居長敏先生のインタビューをお届けします。
本文にもある通り、学校に外部の方が訪れて出張授業をしたり、あるいは見学に訪ねる人は珍しくないそう。
取材時も、校内の案内で歩かれる安居先生を見るや、生徒さんがフレンドリーに手を振っていたのが印象的でした。
従来の学校の姿しか知らない身からすると、「学習者中心」はここまで徹底されているのかと驚くことばかりでした。
明日の後編も、ぜひご一読ください。
ドルトンという名称を聞いてなつかしく思います。米国から帰国して、当時4歳の子供にそれまでと継続性のある遊びの場を探していたときに、見つけたのが幼児教育のドルトンスクールだったのです。
一時期習い事のように通っていましたが、子どもはすごく楽しそうでした。英語のためでありません。「さあ、みんな今日はチューリップの絵を描きましょう」と協調性を重んじる日本の教育のなかで、「今日は何をする?何が面白い?」と個性を大事にしてもいいんだよという親からのメッセージでもありました。
その「ドルトンプラン」が日本の中高の教育で実現できるとは、素晴らしいですね。
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