[サンフランシスコ 30日 ロイター] - 市場調査会社JATO(ジェイトー)のデータによると、米電気自動車(EV)大手テスラの多目的スポーツ車(SUV)「モデルY」が第1・四半期に世界で最も売れた車種となり、中国での販売台数が米国を上回り最も多かった。

第1・四半期のモデルY販売台数は26万7171台。中国では9万4469台が販売され、米国(8万3664台)や欧州(7万1114台)を上回った。全モデルを合わせた販売台数は米国が最も多かった。

販売台数2位はトヨタ自動車の「カローラ」で、同社の「ハイラックス」、「RAV4」、「カムリ」が続いた。

ジェイトーのシニアアナリスト、フェリペ・ムノス氏は、値引きや政府のEV販売奨励措置により、モデルYは年末までに世界販売台数トップになるとの見通しを示した。