[27日 ロイター] - 米アップル<AAPL.O>の中国でのスマートフォン(スマホ)出荷台数が、第4・四半期に韓国サムスン電子<005930.KS>と中国の小米科技(シャオミ)[XTC.UL] を上回り首位に躍り出ていたことが、調査会社カナリスの調べで明らかになった。

アジア市場では、前年9月に投入された「iPhone(アイフォーン)6」と「アイフォーン6プラス」が価格が高いにもかかわらず人気を集めており、サムスンは第4・四半期の中国出荷台数では3位に終わった。

カナリスのアナリストは「中国市場では大画面と高速通信『LTE』が成功のカギとなっていたが、アップルはようやくこれをつかんだ」としている。

アップルはサムスンのお膝元の韓国でもシェアを伸ばしており、香港の市場調査会社、カウンターポイントによると、前年11月に過去最大となる33%を獲得している。

アップルは27日、米株式市場取引終了後に決算を発表する。