2023年の自動車業界、あらためてEVの実力が問われる
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注目のコメント
自動車関連の論点がまとまっている。
個人的には、冒頭に出ている日産サクラのような、電池容量少ないEVは注目している。軽とか軽をベースにした車格は国内では強いが、海外ではアジアの一部地域くらい。一方で、電池コストは大きい。
エアコンなども利用したうえで実質移動距離を100-200kmくらいにして、長距離移動はレンタカーなどに割り切るといった方式が広がるか。
社会全体で、一個の車に汎用性を求めるのではなく、用途ごとに最適なのを組み合わせて、稼働率を上げていくというのは、「いつも同じものに、すぐ乗れる」という利便性はなくなる。一方でそこの手間を減らしたり(カーシェアとその密度上昇はその一つ)、世代による保有への価値観や購買力の変化などと併せて見ていきたい。
もう一個面白かったのは、プリウスでのホットスタンプではなく冷間プレスの話。CO2観点で、確かに熱する分だけそうだろう。
元々、日本が冷間が強くメインで、欧州がホットスタンプが強かった。そしてTNGAで採用されたり、ゲスタンプが2010年代後半に進出。その流れが変わるか。
なお、ホットスタンプの昔の記事とかを探していたら、本件自体は規定線だった印象。
2022~3年にトヨタ車に搭載か、軽くて安い次世代ボディー骨格(2019年5月)
https://newspicks.com/news/3920269
ホットスタンプは下記あたりで、記事とコメント欄併せて充実している。
TNGA部品供給サプライヤー、経営資源の最適配分重要(2015年3月)
https://newspicks.com/news/895910
「鉄文化」日本、クルマ用複合素材で欧米に後じん(2017年10月)
https://newspicks.com/news/2568059
自動車部品メーカーで熱間プレスが増えているワケ(2018年6月)
https://newspicks.com/news/3089915
ゲスタンプ、異材接合に適したホットスタンプを開発(2019年5月)
https://newspicks.com/news/3920533低価格のBEV、海外メーカーがやる前に国内メーカーから出しては?いずれ、攻め込まれますよ。
日本を除くアジアの自動車会社のブランド力は、国内では大きくないので、安心しているのでしょうけど、ドイツ車などが高付加価値路線とは別のサブブランドを作って進出してくると脅威では?
他にも中国のGeelyは、Volvoブランドを持ってますから、北欧のブランドですよという顔をして、入ってくると脅威だと思います。
宏光MINIのような設計でギリギリ日本の車検を通るようにしてエアコンをつけ、ブランド戦略も工夫してくると、地方のガソリンスタンドがまばらになってきた地域では、かなりの競争力だと思います。