2022/11/2

【解説】ツイッター、マスクCEO就任で変わる3つのこと

「鳥は放たれた(The bird is freed)」──。このツイートと共に、「マスク支配」が始まった。
テスラやスペースXのCEOを務めるイーロン・マスク氏は10月27日にかねて進めてきたツイッターの買収を440億ドル(6兆5100億円)で完了し、10月31日に同社のCEOに就任した。ツイッターは11月8日に上場廃止となる見込みだ。
これと同時にパラグ・アグラワル前CEOやブレット・テイラー会長など9人の取締役全員が解任され、マスク氏が唯一の取締役となった。
これでようやく、世界中の耳目を集めた”お騒がせ買収”は幕を閉じた。
ただ買収発表直前から、大幅な人員削減や投稿管理ポリシーの変更、サブスクリプションの強化など、マスク氏の思惑についてさまざまな報道が飛び交っている。
豪腕起業家の支配の下、ツイッターは一体どこへ向かうのか。これまでの経緯を振り返りつつ、今後予想される「3つの変化」を見ていこう。
INDEX
  • 買収に至るまでの経緯は?
  • ①広告よりサブスク?Vineの復活説も
  • ②ドナルド・トランプは復活するか?
  • ③強硬な人事、社員25%削減か